昨日の午後、妻に突然のお客様。
別に用事があるわけでもないが、心の置き場がなくてやってきたようだ。二人の息子は成人して手を離れ、同居していた義父母は二人とも介護施設に入所して疎遠になり、現役引退してTVを見るしかない夫と二人だけの生活が、やることがなく不安だと言う。さらに、体力の限界を知り、先を考えると焦るが、何をしたらよいのか判らない。もっといえば、自分が何をしたいのかが解からないようだ。
まあ、1回目の人生を終えた人の罹る「還暦病」だろう。夫は現役を引退して、妻は頼りだった子供が巣立って離れて、夫婦水入らずになったのに、生きがいを失い目標のない毎日を、不平不満で暮らす病気だ。毎日が、周りの自然の美しさにも目が行かず、手作りの美味しさに感動も無い味気ない生活だ。
私は、忙しい。折角の雨でもゆっくり出来なく、デコポンでピールを作り、熟成していた八朔でジャムとジュースを作る。
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