最低気温2℃、最高気温9℃・・・この地のこの時期の平均気温。
福島県郡山市に住む知人から、贈り物が届いた。そのダンボールに、未読の「福島民報」が入れてあった。知人はあえて説明をしていないが、福島の現状を知るにはこの上ない。
その中で、最も独自性があり、ショックを受けたのは、県内各地の放射能の測定値と、放射性物質の検査結果のデータが、1ページ前面に細かく掲載されている事だ。県内各地のは各市町村の約700箇所のデータであり、放射性物質の検査は産地毎の、大豆、ソバ、小豆の穀類、野菜、果実等。また、海、川、湖などに住む水生生物の放射性物質の検査結果も同時に載っている。
震災後2年9ヶ月が経過し、だんだんと記憶が風化しそうたが、新聞紙上は震災時のままで何も変わっていない。温度差の大きさにショックを受ける。
私たちは、現地に赴く事はなかなか難しいが、意識は福島と一緒であるべきだろう。
福島以外のことを優先させようとしている政治家に、是非、この福島民報を送り続けたいものだ。
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