フランス人の、娘の義理の母が亡くなった。87歳だ。
フランスでの結婚式の折には家族同然とお世話になった。そして一度だけ日本で会った時には、我が家で日本式の畳生活を体験したり、鯉料理を食べに行ったり、一泊でいっしょに白川郷に行ったりした思い出が、脳裏をかすめる。
そして『是非もう一度フランスで会いましょう』と何度もお誘いを受けたが、叶っていない。とうとう、葬儀にも行けない。
妻と相談して、居間のテーブルに祭壇をこしらえ、思い出の品やアルバムを並べた。そして改めて思い出の時間を作った。孫だけでなく、彼女の死は受け入れがたくショックを受けている。
0 件のコメント:
コメントを投稿