がん友が死んだ🙋:30日夕方没
訃報を聞いた長男からラインで「彼の状況から、お父さんも覚悟して気の詰まる思いだったと思うが、役目を果たしたと思います。ご苦労でした」とコメントをくれた。ああ そうだったのか、役目だったのかと気付かされた。3月末退院して5月最初の検査で再発でこれは良くないなと思いながら、本、メール、手紙で励まし、御守りを送り、写経に願意を書いて納経、8月にはラインを開いて気を強く保てと励まし、そして祈った。しかし、ラインは9月30日18時17分で終わっている。最後の手紙を書いたの10月29日だった。その間彼は何度も、ただ生きたい、普通の生活で書道や絵手紙を書きたいと呟いていた。が、同時に何度もくる試練に覚悟して、そして最後の覚悟をいつどの様にしたのかは判らない〜それを聞くことは出来ない。だから私の役目は彼にとって良かったのかどうか分からない。が、長男が云うように役目は終わって、彼の役目も終わった。・・・今も涙する終演だ。
大好きな蕎麦を食べていただくはずが、何度も日延べ日延べで遂にかなわず、夕方に打った「打ちたて」の蕎麦と、届かなかった手紙とともに通夜の棺のそばに納めた。
「どうだ!うまいだろう!」
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