2013年4月30日火曜日

石窯パン:食パン

天気:雨のち曇り
みつばちの分蜂週間で、先週はパンが焼けなくて、朝食のパンの在庫がなくなってしまった。朝から雨が降っていて、さっそくパンを焼く。
毎朝食べる食パンとバタールを焼く。メニューはいつも通りだが、じっくり焼くよていだ。まずはプルマンだ。完璧の焼きあがり(写真上)。いつもプルマンを焼くときはアルタイト食パン型を使う。スチール製より熱伝導が弱くじっくり焼くには適していて、焼きむらはほとんどない。今回も30分間じっくり焼く。その後に焼いたのはレーズンパン(写真中)とはちみつのパン(写真下)だ。共に同じスチール製の食パン型を使い、小麦粉も同じ375gで仕上げ発酵も同じレベルにしているが、熱を加えた後のふくらみには差が出る。ただ、はちみつパンはたまごを入れている為、ふっくらと仕上がる。スチール製の食パン型を使っているが、熱が直接にあたる為に焼きむらがどうしてもでる。今回でははちみつパンが15分、レーズンパンが25分で焼き上がってしまった。もっと温度を下げて、時間をかけて焼いたほうが良いかもしれない。

*焼きあがったころには匂いがしたのか 次女がパンを取りに来た。


2013年4月29日月曜日

愚痴:遅れている菜園と畑

天気:晴れ
農作業が遅れている。やっと里芋とズッキーニの植え付けだけが終わっただけだ。夏野菜までなかなか進まない。忙しいのに、今日一日は人との付き合いにかかわる事が多った。
朝7時、 「レオンがお邪魔していませんか?」との携帯が鳴る。脱走犬ラブラドールのレオンが昨夜から行方不明だそうだ。あいにくレオンが来ていないが、8時過ぎには飼い主の小学3年生の子とジージがやってきた。いっしょにレオン捜索を検討する。遅い朝食後、菜園の畝作りをしていると、みつばちをあげた農学部の大学生がやって来て、みつばちの飼育の講義。
昼過ぎ、86歳の独居老人が血圧が180にもなったというから、救急車代わりに妻が病院まで送り迎い。と、先ほどの大学生から電話で「蜂が逃げた」と報告~飛んで行くと、全てのみつばちが巣箱から出て空を舞っている。しかし、暫くすると見事に15分ほどで巣箱に帰還した。大学生に砂糖液の給餌を依頼して、夜8時にマイッターを取り付けに再度行く。
 *そのマイッターは我が家の分蜂1群(4/14分蜂)が使用していたものだ。取り外すついでに内観をすると、巣箱の中に50匹以上のオス蜂が死んでいた。(写真中) 天板にはすでに巣を作っていると思われるが、蜂球で確認できず。

2013年4月28日日曜日

果樹園の模様替え


天気:晴れ(風やや強い)
ミツバチの分蜂もひと段落・・・と思う。
農作業が遅れている。まずは、巣箱を設置した果樹園から進める計画で、ズッキーニを11株の苗を植えつける。そして、ミツバチの動きを観察しながら、周りの伸びきった草を刈る。5箱あるみつばち達は元気だが、4/23に分蜂した1箱だけに、花粉を運んでいるのを確認する。
果樹の観察をする。2年目のりんごの花を見つける(写真上)。みつばちは間に合ったが、異種受粉のためのりんごが間に合っていないから、受粉はしないだろう。南高梅と杏は、大きいのは3cmほどと生っている。完熟は7月上旬だから2ヶ月先だ。小梅は1.5cmほどになり(写真中)、5月の完熟を待つばかり。今年は当たり年でかなりの収穫がありそうだ。サンタローザと白ゆすら梅は共に5ミリほどだが、新緑の中でかわいい。

*5つのみつばちの巣箱が良く似合っている。 右2箱は春の梅の花の中に、左の3箱は初夏の柑橘の花の中。


2013年4月27日土曜日

みつばちハウス&手作り豆腐

天気:晴れ
市の広報で”ススメバチの巣とミツバチの蜂球の駆除をします。連絡下さい。”とある。絶滅の危機にあり、益虫のミツバチを駆除しないで下さい。まして、分蜂時のミツバチは絶対に刺す事はありません。是非とも、080-2615-7319までご連絡下さい。保護します。
分蜂したミツバチには、新しい新居の巣箱が要るが それ以外にも巣箱を守るみつばちハウスが、一家に一軒要る。ハウスといっても、セキスイハウスでも大和ハウスでも作っていないので、自分で作るしかない。近所の人から、『大工ですか?』と尋ねられ、ハイと答えておいた。もちろんハウスは巣箱を、暑さや寒さ、雨や雪、風や天敵から保護をする目的だ。屋根つきで4本の柱は寒冷紗で被い、風通しは良くして直射日光から守る。ハウス(写真上)の中に巣箱を入れて、前面は巣門を除いて雨戸(木板)で被う。・・・今日は2軒建てる。

ニーズの高い豆腐を作る。300gの自家製大豆で、1.5丁の豆腐と460gのおからが出来る。しかし、呉を煮る鍋は一番大きくてそれ以上の豆腐は出来ない。5人分の冷奴かな。

2013年4月26日金曜日

ついに昨年の記録に!

天気:曇り時々嵐
3度目の最後だ。意味の判らない最後・・連日の分蜂だ。
今朝、新聞を取りにポストまで行くと、なにやら気になる音が・・・まさか・・・振り返って柿の木を見る。ギョッ!という驚き以外何にもない。いつもの柿の木の幹の周りをミツバチが、すでに蜂球を作らんとばかりに集まっているのだ。昨年と同様の6回目の分峰だ。どうも、午前中から天気が悪くなるのを判ってか朝早く行動をしたようだ。昨日の不安が的中し、巣箱はない。しょうがなく昨年使ったものを 慌てて組み立てて利用する。
巣箱が薄くて軽い事もあって、ミツバチ自ら巣箱に入っていただこうと 巣箱を蜂球の上に置き片手で支えて、木槌で幹をとんとんと叩く。ハチたちは驚いて、上へ上へと向かう。先頭のハチが巣箱の中に入ると、後に続けとばかりにどんどんと入ってゆく。半分ぐらいになり、前後が分断されて行列が続かない。さきほど群の中でちらりと女王蜂を見たが、まだ女王蜂もオス蜂も入っていない。巣箱を持つ手も、木槌を使う手も疲れてくる。今度は、ふ~と息をかけると、今度は5列縦隊でいっきに巣箱の中に入ってしまった。よほど息が臭かったのかと思うと、ふき出してしまう。巣も小さかった事もあり20分で完了した。
午後は急遽、巣箱を新たに作り、再度引越しをしてもらう。


何と・・また分蜂、それも同時に3個も!

天気:晴れ
2日前が最後だと思ったが、まだ最後があった。2回の分蜂が標準だと言われるのに、我が家の日本みつばちは多産家系なのか今回で5回目だ。それも、今回の分蜂は(写真上)で見ても判るように、かなりの大きな群れだ。巣箱を木に載せてじっくりと取り込もうと思うも、のせる場所がない。やむえず、いつものように脚立の上に巣箱を置いて取り込んだ。
実はこの時点で、次女から呼び出しのTELが入っていた。どうも、あちらでも分蜂のようだ。第2群が5度目の分蜂をしたのだが、お隣さんの庭の丸木棒の下に付いた。早速、丸木棒の上に巣箱を置いて、下からトンカチでとんとん、うちわでよそよそ風を送り、息をふ~ふ~吹きかける。大きな群であった為、1時間の奮闘となった。(写真中~下)
奮闘中に第1群が3度目の分蜂した。取り込みの難しい貝塚伊吹の垣根の中に分蜂した。あまり高くはないが、上からも下からも巣箱が置けない。結局、ひとりが箱を横から押し付けて、蜂さんに入っていただいた感じでした。

3箱のうち一番大きな群を、興味があるという農学部3年の学生にプレゼントする。昨年にもあげたのだが翌日に逃避されてしまったので、1年間待ってのゲットとなった。研究のために養蜂して欲しいが、大学には専門の教授がいないという。
*残りの2箱は果樹園に設置し、果樹園では4箱目となる。なお、事前に用意した巣箱は使い切ってしまった。今後は・・・?

2013年4月24日水曜日

キリシマツツジ&ドウダンツツジ

 天気:雨
雨はますます新緑を濃くする。その新緑の中にツツジ群が満開だ。庭の桔梗咲きキリシマツツジは普通のツツジより小さな花で、まるでサツキの花のように真紅だ。(写真上)花が咲く期間も長く、4月中は美しい。花が散るとすぐに来年の為の花芽がつくので、そのまえのわずかな期間に刈り込み剪定をする。
ドウダンツツジは花の形状が異なるが、ツツジ科の植物だ。落葉樹で、冬は葉の花もなく春4月に白いツリガネ状の花が咲いている。(写真下) 春から夏にかけては新緑が鮮やかで庭が明るくなる。晩秋には燃えるように赤く色ずき鮮やかで美しいが、1週間ほどで散ってしまう。しかし、日本の庭の四季折々に、美しい姿に替えて見せてくれる優れものだ。

2013年4月23日火曜日

また分蜂・・・ミツバチの習性?

 天気:曇りのち雨
また今日も分蜂!昨日に分蜂したばかりの我が家のミツバチが、これが最後だと思うが 4回目の分蜂だ。いつものように柿の木に蜂球を作ったので、いつものように脚立の上に巣箱を置き、刷毛で払い落とし、箱を135度傾けて蜂を取り込む。(写真上)

我が家が終わったと思ったら、次女からTEL。駆けつけると、次女宅の第1群が2回目の分蜂で、桜の幹に大きな塊になっている。次女の夫に、いつもと違う取り込み方法を提案。蜂球の上に巣箱を置いて、木槌で樹をとんとんと叩いたり、うちわでそーと風を送ったりすると、蜂は上へ上へと登ってゆく。1万5千匹のミツバチが40分間かけて、ぞろぞろと登り巣箱の中に入ってゆく。40分間もとんとんとやるのも大変だが、ミツバチの意思で、かつ一匹の犠牲もなく巣箱に入ってくれればこちらの方が良い。ただ巣箱が置ける場所があったり、くくり付けれる事が出来る事がポイントだ。・・・どんどん上に行くのは、『ミツバチの習性』なのか。

*我が家の庭と菜園では3箱、また次女宅も5箱が限度のために、今日の2箱は我が家の果樹園に設置した。



2013年4月22日月曜日

3度目の分蜂 2013

 天気:晴れ
昨日からの冷たい風がまだ残っていて、お昼ごろで気温は15℃、風も秒速5mときつい。天候も不適だし、前回の分蜂が土曜日にあったばかりで、今日はないだろうと思っていると、11時ごろから不穏な動き。飛び方が高く低くを繰り返していると、本巣箱から、みつばち達が全匹でてしまった。みつばちは高く舞い上がって、柿の樹の中に入り、幹に蜂球を作り始めた。(写真上) ハチはどんどん集まり固まって、1万2000匹の蜂球となる。直ぐ下に脚立を置き、その上に巣箱をのせるとちょうど良い。(写真中) 塊はだんだんと下の伸びてゆき、風が吹くとぶらぶらと揺れる。舞い始まってから約40分、粛々と分蜂は進んでゆく。ここで、柔らかい刷毛でハチを傷つけないように、上から巣箱の中に払い落とす。とっさに箱を135度傾けて近くの台に置く。ひっくり返された巣箱の下の方にいたみつばちは、巣箱の壁を登り天板に掴って蜂球を作る。(写真下) みんな腹いっぱいの蜜を吸っているから、まるまると太って黄色と黒の模様がはっきり見られる。たまに、花粉も持っているハチも見られる。
2回目に分蜂したミツバチは逃避してしまったが、今回はどうだろうか。



2013年4月21日日曜日

分蜂群の逃避 &あんぱん

天気:雨のち晴れ(強風)
朝から冷たい北西の風が吹き荒れている。
ミツバチも寒さで活動が鈍かったが、1群と2群は、昼ごろには蜜や花粉集めにさかんに飛び立って行く。昨日分蜂した3群だけが、外出をしない。石窯の近くに巣箱が置いてあるので、石窯の火をくべながら様子を伺うが、時々巣の周りを飛ぶハチを見るが、実に静かだ。よほど寒いのか。夕方近くなりパンを焼く合間に見てみる。巣箱をコツコツとノックするも、普通であればジーと羽を震わせるが、音がしない。巣門を開けるが、入り口付近には一匹もいない。次に、鏡を入れてみてもハチが見あたらない。カメラを入れて写してみると隅の方に10匹ほどの塊があるだけだ。どうやら、昨夜のうちに逃避したようだ。昨日の戦闘を嫌がったのか、はたまた巣箱が気にいらないのか判らないが、残念である。
 
アンパンを作る。餡は先週に黒小豆 で作って、1個あたり37g使う。黒ゴマは自家製のゴマを使う。



2013年4月20日土曜日

我が家の分蜂は2回目 2013

 天気:曇りのち雨
昨日と同様に気温は最高15℃と低いが、昨日の風は止まって全くない。前回から1週間目で、ひょっとすると分蜂があるかもしれない。パンを焼く予定を変更して、午前中は畑で里芋の種芋を植え付ける。終わって帰ろうとする時に、妻からTEL。『分蜂がありそ~』
帰ると、みつばち達も何度も出たり入ったりして、分峰するかしないか迷っているようだった。やっと午後1時すぎになって覚悟を決めて、分蜂をすることになった。しかし、最初は前回同様に柿の幹に付くと見せかけて200匹の蜂球を作ったが、しばらくすると飛散してしまった。妻が目で蜂を追ってゆき、何と、前回分蜂した巣箱の裏側に1万匹ほどの蜂球を見つけた。高さも問題なく、取り込みも簡単であった。が、問題は、分蜂した箇所が近すぎて、両者がスクランブル発進!まずは空中戦~巣門地上戦と、ミツバチどうしの戦いになってしまった。1対1でレスリングのように戦い続けるも、そのうちに侵入蜂が多数の蜂に囲まれて殺されてしまう。(写真下)
両者を遠ざけるために、蜂球を入れた巣箱を抱えて離れた場所に移したが、戦いは3時間も続き死者40匹ほどと多かった。
1週間前には同じ巣箱にいた仲間なのに、何故に戦わなくてはいけないのか?見た目も同じなのに、敵味方の区別は何なのか?
 (人の世界でも、良く似た戦いがあるようだが・・・)


2013年4月19日金曜日

果樹園事情(春)2013

 天気:晴れ
最高気温が15℃北西の風が強く(秒速9m)、みつばちも巣箱から出て来ない。分蜂も一息。
見習い農作業は、この1週間で随分遅れてしまった。蒔いた種も管理不足で芽が出ていない。今日は農作業に没頭する。
種が出ていないのは、かぼちゃ3種類すいか2種類で、今からでは遅いかもしれないが、再度蒔き直す。同時に、米なす、食べるほうずき、落花生、黒落花生のたねを蒔いた。午後には、畑へ行き里芋を植え付ける為に元肥料を施す。植え付けは暖かくなる来週火曜日か水曜日にしよう。

 果樹園も手入れをする。ブルーベリー畑の草を取り、周辺の草を刈る。草刈りはもう2~3回必要だ。みかんの白い貝殻虫を竹へらで取る。数は少ないが、今のうちにしっかり取っておいたほうが良い。

あんずが1㎝程の実をつけている。(写真上)沢山つけているが、これから摘果をする予定だ。南高梅の実も大きくなって、やはり1㎝ぐらいだ。(写真中)昨年より、少ないかな。小梅が元気だ。(写真下) 同じ1㎝でも、見た目もしっかり小梅になっている。昨年はカイガラムシに荒らされてほとんど収穫できなかったが、今年は樹も元気で、数もかなり多そうだ。

2013年4月18日木曜日

また分蜂!&霧島ツツジ

 天気:晴れ
予定通り、午前11時45分に次女宅の第1群の2回目の分蜂が始まりました。今日は庭の桜ではなく、前のお宅の垣根のサンゴ樹の枝に蜂球を作ったが、高さが1.2mで容易に取り込みを完了した。群れは1万匹ほどで中ぐらいだ。

大阪の義弟が昨日から来ていて、午前中庭の剪定をしてくれた。背が高くて、なかなか剪定が出来なくて困っていた3本の槙を切ってくれた。庭全体がすっきりして、咲いている花たちが輝いて見える。
今は、早咲きの2種類のキリシマツツジが3分咲きだ。ドウダンツツジの白い釣鐘状の花の下で「桔梗咲きキリシマツツジ」が真紅のコントラストで美しい。咲き始めのつぼみの段階では、桔梗の形ををしている珍しいキリシマツツジだ。(写真中) もう1つは「八重咲きヤマツツジ」だ。濃いピンク系の赤の小さな花だが、花びらが二重になっていてかわいい。共にツツジの黄緑色の新芽の中に咲いているが、満開時には新芽を被い全体が燃えるように真っ赤になる。(写真下)



2013年4月17日水曜日

連日の分蜂

 天気:曇りのち晴れ
暖かい日が続き、日本みつばちの分蜂がピークのようだ。この時期になると、他の作業が手が付かない。
午前11時、次女宅から分蜂したとの連絡が入る。予想はしていたので、早速取り込みの応援に行く。しかし、第2群だという。昨日分蜂の練習らしき事をしていたのは第1群だったので、てっきり第1群だと思っていた。おまけに、第2群は昨日分蜂したばかりだ。これまで同様の桜の幹に、約6千匹の蜂球が出来ていた。次女宅で5番目の巣箱が出来た。
 第2群は3回目の分蜂となり、多分これが最後ではないか。第1群はまだ1回しかしていないから、もう2回はあるだろう。
我が家のミツバチもすでに1回しているが、巣の中を観察すると、もう1回は期待できる。・・・取らぬたぬきの皮算業にならないと良いが。

*昨年のピークは25日前後で、1つの巣箱で6回の分蜂をしている。

2013年4月16日火曜日

二順目の分蜂

 天気:晴れ
新居に移った2つの群はまだ巣箱に慣れないのか、出たり入ったりして、一時は数千匹が巣門に固まった。しかし、巣門は4ミリに設定している。5~7ミリが必要な女王蜂は出ることが出来ない為に、結局、全ての蜂は巣に戻ってしまう。夜に会議を開いてどうするかを決めるのだろうか。
先週9日に分蜂したが取り込むことが出来なかった次女宅の第2群が、1週間経過して午前11時に2度目の分蜂をした。前回は高い場所に蜂球を作ったが、今回は2日前に別の群が蜂球を作った 同じ桜の幹だった。巣箱の準備も出来ていたので簡単に取り込めた。ちょっと小さめの8千匹程だろう。
ホッとしていると、直ぐ近くにある第1群が写真中のように、ミツバチがゾロゾロと出てきている。スワ、一日置いての分蜂か!昨年は連日でもあったから不思議でもない。巣門の近くに1万匹以上の蜂球が出来たが、飛び立とうとはしない。・・・しばらくすると、少しづつ巣の中に戻っていった。何であったか判らない。分蜂の練習か?
*翔君も、しっかりお手伝い!防虫ネットも一人前です。

2013年4月15日月曜日

日本みつばちの分蜂とは?

天気:晴れ(風強い)
ミツバチの分蜂とは、新しい女王蜂を育て新しい群をつくり、子孫を繋ぐことです。西洋ミツバチは巣箱の中に複数の女王蜂がいて、その分の群れがあるが、日本みつばちは、1つの巣箱に1つの群れで、一匹の女王蜂しかいない。春になると、新しい女王蜂を育てて、女王蜂が1.5万匹前後の働き蜂を連れて新しい住処を求めて外に出る。一団は、巣箱の周りを舞い飛びあがり、一旦1カ所に集まる。それが蜂球だ。ハチ達は旅立つ為の蜜を腹いっぱい持って飛んでゆく。天敵や天候にも防御できる新しい住処を求めて旅立つ。
それでは残った蜂は? 分蜂が始まると全ての蜂が巣箱の外に出て、どちらの女王蜂に付くか決まる。残る蜂は飛び立たないで、巣箱の外にゾロゾロと出るが、30分も経過すると全てが巣箱の中に戻る。(写真上)見た目も形も同じ蜂が、どのように分けられるかは判らない。いずれにしても、この分蜂の為に、2月末から女王蜂は一日2000個の卵を産み、働き蜂は春の花から大量の蜜と花粉を集めなくてはならない。
さて、昨日分蜂した我が家の日本みつばちは、あまり巣箱が気に入らないのか、巣門の周りを出たり入ったりして している。しかし、午後になると、強風にもかかわらず数匹のミツバチが、花粉を抱え蜜を腹いっぱいにして帰って来る。群としては、女王蜂が早く産卵できるように、巣房を早く作らなくてはならない。1週間~10日で作ってしまう。巣を作る働き蜂が中にいるため、その為の蜜と花粉が必要だ。巣箱が気に入らなくてもある程度の満足があれば、のんびりしていなくて、頑張って欲しいものだ。(人間の勝手かも)

2013年4月14日日曜日

分蜂日和 2013

 天気:晴れ
風がなく暖かい。分蜂日和だ。
午前10時、菜園の作業をしながら巣箱を見るが、いつもよりちょっと多い働き蜂が蜜や花粉を集めている。どうだろう?
と、次女からTEL。『分蜂が始まった』『OK、直ぐ行くから良く見張っていて』。到着すると、巣箱の近くの桜の幹に、1.8万匹ほどの蜂球を作っている。高さは1mで、取り込みには絶好の場所だ。
蜂球の真下に巣箱を置き、上からいっきに刷毛で巣箱の中に落とす。そして、45度に巣箱を傾けて机の上に置くと、蜂は箱の内側を上の方に登ってゆく。そして20%ほどの飛び立った蜂は、吸い込まれるように巣箱に入ってゆく。そのまま20分で、一匹たらず全ての蜂が入って、出て来ない。よほど、巣箱が気に入ったのか。

我が家に帰って、蜂を見るがほとんど変化なし。午後には少し風が出て、今日はないと思う。
ところが、12時20分、蜂たちが動き出した。巣箱からゾロゾロと大変な数の蜂たちが出始めて舞い上がる。数千匹、いや一万匹以上の蜂が、ブンブンと音を立てて巣箱の周りを高さ5m位までで旋回している。どこに行くのか、どこに付くのか。 すると蜂の大群は柿の木の中に入ってゆく。今回の女王蜂は、昨年も同じ場所に付いたのだ。(写真はまだ蜂が舞っている)
 30分も経過すると直径20cmほど、1.2万匹ほどの蜂球となって固まった。中に1匹だけ女王蜂がいる。高さ1.2mの高さで、脚立の上に巣箱を置くとちょうど良い。斜めに箱を置き外に飛んでいる蜂を呼び込む。今度はなかなか入らない。それでも95%程度入った段階で、正座させて 最下段と繋ぐ。しかし、残りの5%ぐらいが入ったり出たりしている。巣門は4ミリに設定しているので、働き蜂は出入りが出来るが女王蜂は出られないが心配で、念のためにマイッターをつける。次女宅とは違って、どうも巣箱が気に入らないようだ。・・・夕方、暗くなって全ての蜂が巣箱に入ったが、明日以降どうなる事やら。