2011年10月31日月曜日

鶴瓶の家族に乾杯:相馬再会編(前編)

天気:晴れ
再会編の石巻、釜石に続く第3弾は、7年前に訪れた福島県相馬市へ行く。同行者は間寛平で、世界一周のパワーを被災者にと の企画だ。7年前にあった人たちに再会し、”うんばらば~”と叫ぶ寛平のパワーは、あっけらかんの笑いであった。番組の後日談で、再会したご夫婦は、未だ行方不明で捜索中の妹がおり、悲しみの中にあったが、寛平とのバカ笑いは久しぶりの笑顔であった事がわかった。それを知った鶴瓶の小さな目には涙が・・・後編は11/7(月)で、前編の再放送は11/6(日)午後13時5分より。

福島県郡山市に住まれているお知り合いに、我が家の菜園の野菜を送り、くるみと”銀杏”の大粒も同送した。ご自宅は原発からは50km以上であるが、線量は、生活にはやっかいな代物のようだ。

2011年10月30日日曜日

手間のかかるくるみパン

天気:雨
くるみパンを作る。レシピは長女がフランスで購入してプレゼントしてくれた「エリック・カイザー」のパンの本。くるみは”鬼くるみ”で、1ヵ月も前に収穫して天日干し、昨日と今日で120個を焼いて取り出した実を使う。パンの天然酵母は、10月上旬に長野県のりんご農家で入手した「国光」を原料に10日間発酵させて作ったりんご菌だ。今日はくるみをローストする事から始まって、フランス語のレシピ本を読み(?)ながら、フランスパン粉、バター、卵、塩、砂糖、脱粉で生地をつくる。りんごの天然酵母の一次発酵は、なんと5時間かかり、夕方からベンチタイム~仕上げ発酵。焼きあがったのは午後7時過ぎ。・・・くるみの収穫に協力していただいた方に配達をする。
何とか、”江”に間に合った。

2011年10月29日土曜日

くるみ割り

天気:晴れ
銀杏は、小粒はがんもに入れたり茶碗蒸しの具にしたりするが、大粒は焼いて食べるにかぎる。ペンチなどでちょっと割れ目をいれ、茶色の封筒に少々の塩と共に入れて、電子レンジで1分で焼き上がる。日本酒のにぴったり!
先日から天日干しをしていた”鬼ぐるみ”を割る事にする。オーブンを使ったり無水鍋を使ったりしたが、以外に簡単な方法がある。前日からひと晩、水に浸してから、フライパンで中火から弱火で空焚きをすると、大粒は3分~小粒でも7分で真ん中に割れ目が出来る。ナイフを差込んでコツコツと机にたたきつけると、パリッと2つに割れる。爪楊枝で取り出すが、慣れてくると大きな形のまま取り出せる。だんだんと楽しくなり妻も参加する。
・・・50個ほどくるみを割って約100gの実を採る予定が、最終的には75gであり、残りは香ばしいかおりとなって飛んでいってしまった。

2011年10月28日金曜日

ミニかぼちゃ

天気:晴れお知り合いの方が、今話題の安曇野・穂高へ、一泊二日の紅葉を撮る旅に行かれた。あいにく、2日とも雨でせっかくの紅葉は見れずに、りんごと新蕎麦のを楽しんできたそうだ。彼はかぼちゃが好きで、途中のハーブセンターでいろいろなかぼちゃを買って見えた。すくなかぼちゃが主流であるが、今年我が家で栽培した新種『ロロン』があったそうだ。それ以外にもミニかぼちゃも買って来て、来年の栽培計画を検討するという。我が家はすくなかぼちゃとロロンと決めていたが、ミニかぼちゃの種を取り、緑のカーテンにあらず、かぼちゃのカーテンを作る事にした。さて、このミニかぼちゃは?
少し風邪気味で熱があるが、明日までに回復していたら”かぼちゃプリン”を作ろう!

2011年10月27日木曜日

巣虫(蛾の幼虫)退治

天気:晴れ妻の体調があまり良くない。年齢を重ねると、気温の変化の激しいこの季節は体調管理が難しいようだ。自然は変わってくれないから、自然に合わせて共生するしかない。~が、しかし、今朝はやく、ミツバチの巣箱を掃除する為に巣門を開けると、小さな(1.5cmほど)の巣虫(蛾の幼虫)が5~6匹いるではないか。昨年のことがあるから、衝撃的だ。日本ミツバチはスズメバチには勇敢に戦うのに、小さなこの巣虫には弱いのだ。自然の生きざまだが、何とかしてあげたい。夜も更けた午後10時すぎに、ネット帽をかぶりゴム手袋をして、ライト、ドライバー、ナイフ、清掃棒、バケツをもって巣箱に行く。巣箱の底板を外して、清掃棒で巣虫の巣を取り除いてゆく。もうすでに巣箱の板をかじって住処にしようとしている。蛾は7~9月に卵を産みつけ5~8日で幼虫になり、越冬して春から夏に蛾となる。底板をみると、裏側に卵を産みつけ、ふ化した幼虫が巣箱の中まで入り込んだようだ。まだ救いは、昨年は巣箱の天井から蜜部屋に直接侵入されたが、今年はそこまでは入っていないようである事と、ミツバチ達が非常に元気良い事だ。
40分かけて、ナイフで底板の表面を削り落とす。しかし、蛾のたまごは微細であり、幼虫も残っている可能性もあり当面は要注意だ。
・・・巣箱の清掃作業中、ミツバチに手首を刺される。痛いッ!

2011年10月26日水曜日

つるし柿2011

天気:晴れ
今年は柿の当たり年なのか何処も柿が豊富に成っている。ビタミンCを多く含む優秀な果実なのに、存在価値が薄い。我が家の庭には6本の柿の木があるが、その中でかなりの老木がある。わたしが幼い頃から風情が今のままだから、樹齢は100年以上だ。3年前までは100個近く収穫できたが、今年は26個だ。この柿は不思議な柿で、ゴマ渋があり甘い時もあれば渋い時もある。3年前からは全部をつるし柿にしている。最終的には、2009年12/2のブログにある源吉兆庵の粋甘粛をめざす。干しあがった柿を首でくりぬき白あんを詰める和菓子で、1個¥525の高級和菓子で有名だ。
丁寧に皮を剥き、ビニール紐でくくる。沸騰したお湯の中に約3分間浸ける。殺菌と、表面の包丁跡をなくしてツルツルにするためだ。外の日のあたる場所に吊るして乾燥する。途中、3回以上焼酎を表面に塗る。・・・仕上げは、まだ1ヶ月以上先だ。

2011年10月25日火曜日

手前味噌(こうじ味噌)競う

天気:曇り
いよいよ近所のおばさんが昨年11月1日に仕込んだ味噌の封を切った。我が家ではもう9月から食べている。各々300gほどの手前味噌を交換する。~原料の大豆は同じ品種、というのは我が家の大豆の種はおばさんから頂いたものだからだ。ただ、我が家は22年度産、おばさんは21年度産。我が家は無農薬・有機で、おばさんは低農薬・化成肥料だ。我が家は塩分10%で、おばさんは8.5%だ。米こうじは共に乾燥こうじで配合比率も同じだ。あと、違いは我が家は11ヶ月、おばさんは12ヶ月の熟成期間かな。いよいよ実食!
舐めてみると・・・甘い、大豆の味か。塩味は感じられない。美味しい。我が家はやはり塩っぽいのだ。どちらも科学的に作られた味でなく純粋な味噌の味だが、おばさんの方が年の功か。
味噌汁にして・・・好みの問題か、味噌汁としてはもう少し塩分がほしい。
(写真右が我が家、左がおばさんの手前味噌)

2011年10月24日月曜日

天然酵母の液種の完成

天気:曇り
この1週間は気温が最高25℃最低17℃前後と、天然酵母には、最高の環境であった。仕込んでから5日間予定通り順調に酵母が成長している。りんごはシュワ~と泡が発生して、蓋をあけると甘すっぱい香りがして、味見をすると薄いりんご炭酸水だ。白いちじくを見ると、表面に白いカビがびっしりとついている。糖分が多くアルコール発酵がりんごより1日ほど早く進んでいるようだ。白いかびは産幕酵母で、過発酵を抑える役目の酵母だ。香りは純粋な白イチジクの香りだ。今後は、小麦粉50%、液種50%で元種を作る。・・・2日ほどで、パンに使うイースト菌に代わる天然酵母が出来る。

そうそう、今年の手造り味噌の酵母『米こうじを発注。)

2011年10月23日日曜日

ぎんなん事情 2011

天気:晴れ
仙台市で開催の女子駅伝をTVで見ていると、市内の紅葉が始まっている。こちらの紅葉は?と、自転車で銀杏の畑に行ってみる。ぎんなんの収穫はほぼ終盤に向っていて、木々のの中にはちらほらと黄色い実がなっているが、落下した実はほとんど収穫が終わっている。今年の銀杏は少し小さいが量は平年並みだそうだ。価格も昨年同様で、ブランド銀杏3L~2L、500gで¥2900だ。今は、洗浄して乾燥をしている段階か。
紅葉はまだまだ先で11月中旬以降だ。第14回祖父江銀杏祭りは11/19~11/27で開催される。名鉄尾西線山崎駅から、黄色のイチョウ道を歩いて5~6分で会場の祐専寺に着くが、暖かい日は、となりのの森上駅で降りてのんびりウォーキングも良いかもしれない。

2011年10月22日土曜日

さつまいものパン

天気:雨
今年のベニアズマ(さつまいも)の出来がよくない。と、思っていたら、よそはよく出来ているようで、皆さんが自慢のさつまいもを持ってきてくれます。ベニアズマ、金時、スィートクウィーン、安納芋、ムラサキ芋までいろいろだ。
さつまいもをたっぷり使った使ったパンを作る。バターロールの生地に、さつまいもを皮を剥き 茹でてからマッシュポテト風にして、250gも入れ込んで練る。一方で、さつまいも餡を作る。マッシュポテト風のさつまいもに、牛乳、バター、脱脂粉乳、砂糖を加えて弱火で練り、最後にバニラエッセンスで味を整える。一次発酵、ベンチタイムを経た生地を30cm四方に延ばして、餡をたっぷりのせて、黒ゴマを振りロール巻をして、5cm巾で切る。型にショートニングを塗って、ならべる。仕上げ発酵をして、190度、30分焼く。・・・生地といい、餡といい、さつまいも好きにはたまらなく美味しいパンだ。
早速、暖かいうちにお芋をいただいた方へ配達する。

2011年10月21日金曜日

天然酵母(国光りんご・白いちじく)

天気:曇り
天然酵母に適する国光りんごが手に入った。月曜日に行った長野県松川町に農家でいただいた。国光はアメリカ産で明治の初期に輸入された日本のりんごの原点といわれる。小ぶりで堅く、酸味は強く日持ちが良いが、今は大玉で、甘く、柔らかいりんごが主流となっている為、店頭ではほとんど見られない。ここの農家では受粉用に何本か生産している。このりんごを殺菌した容器に水とともに入れて、パン用の天然酵母を作る。28℃以下の温度で5~6日管理すると、りんご菌が生まれ増えてゆく。
同時に、初めて白いちじくでの天然酵母を作る。・・・2日もすると、りんごは甘すっぱい香りが拡がるが、はたして白いちじくは?

2011年10月20日木曜日

蕎麦の収穫

天気:晴れ
7月末に蒔いた蕎麦が白い花を経て実をつけている。まだ若くて緑色も、収穫期を迎えた茶色、黒色も多くあるが、受粉せず枯れている花もかなりある。季節は巡り、大地の陽の光、風、雨の栄養を吸収して、ミツバチの働きにより蕎麦は実をつける。人はその恩恵を受けて、美味しい蕎麦をいただくのだ。茶色と黒色の蕎麦の粒を選んで摘まんで収穫をしてゆくが、小1時間で両手で二杯ぐらいになる。通りかかるおばさん達は蕎麦であることは判っている様でも興味深そうに見つめてゆく。この量では手打ち蕎麦が何人分にもならなく、来年の為の種になりそうだが、たとえ少しでもそば粉にして蕎麦を打ってみたいものだ。・・・どこかに石臼がないかな。

2011年10月19日水曜日

ハチのの忙しい季節

天気:晴れ
昨日、福岡県岡垣町で57名の中学生がキイロスズメバチに刺されるという事故があった。我が家の巣箱が、9/24に2匹のキイロスズメバチに襲われた。8月以降に羽化の始まるアシナガバチ、スズメバチは絶対数が最も多い時期だ。我が家でも、今朝もアシナガバチがあちらこちらで見られた。~蜜源となる花は最も少ない時期でもある為、ミツバチ達は必死に花を捜している。菜園にいた妻が、『チェリーセージにいっぱい、ミツバチがぶんぶんさせている』と。巣箱とは10mと離れていないから当然だと思って、ハーブ園へ行ってみると10匹ばかりいるミツバチは全て西洋ミツバチである。7/10のブログで紹介したように、西洋ミツバチはひと回り大きく、黄色と黒のしましまがあるが、腹の辺りはほとんど黄色で尻先は黒いのです。
(上の写真の中央を拡大すると1匹の西洋ミツバチがいる。)
・・・何故、西洋みつばちがハーブを好むのか?西洋育ちか。

2011年10月18日火曜日

福ちゃんの独り言(妹の家出)

天気:晴れ(小春日和)
今日も、暖かいにゃん!日向ぼっこで居眠りが最高にゃん。
妹の「みゆちゃん」が帰ってこないにゃん。先週から風邪気味で食欲が無く、10/14(金)に病院に行き、注射を打たれ”にゃん、にゃん”と言っていたにゃン。土曜日も外で会ったが、少し元気が無くトボトボと歩いていたにゃん。日曜日の朝に散歩に出たまま帰らないにゃん。それ以降、家の周りでは見かけないにゃん。お母さんも、私や兄貴のちゃあちゃんと居候のぼくちゃんも、あちこち探し回ったが見つからないにゃん。ねこボケが始まったにゃん。・・・心配にゃん!

(落花生の収穫・・・タイミングはちょうど良い)

2011年10月17日月曜日

TOPSチョコケーキ&シナノスウィート

天気:晴れ
昨日は、私の誕生日で、妻がバースディーケーキを買って来た。TOPSのチョコケーキは四半世紀以上前に、日吉に住んでいた時からポピュラーで、渋谷の東急や西武で買っていたが、今も、味やデザインが全く変わらないのは素晴らしい!
朝早くからハチの先生と、長野県中川町の日本ミツバチの会の事務所に行き、養蜂の備品を購入する。帰りに手打ち蕎麦を食べて(新蕎麦は10/28から)から、となりの松川町の農家でりんごを買う。町はフルーツの生産が盛んで、桃、ぶどう、柿、栗、梨、そしてりんごが有名だ。特に今は、台風の影響も少なくりんごの出荷の最盛期だ。りんごの樹1本で約1000個なっていて、農家の周り360度がすべて”りんご”だ。ここの特産は、ふじと津軽の交配種「シナノスウィート」で、大玉で水分が多く甘い。りんごは花咲く5月頃に、人の手で授粉をしているが、来年は日本みつばちを農園に持ち込んで受粉できるかどうかやってみようと、農家と約束をする。

2011年10月16日日曜日

ずんだあんパン&あんパン

天気:晴れ
畑に行き枝豆を収穫して、ずんだ餡を作る。ずんだ餅か、すんだあんパンを作ろうと、鍋いっぱいの枝豆を茹でたが、鞘と取り、薄皮を取るとわずか300gにしかならない。(パンの生地は24個準備している。)取りあえず、すんだ餡を作ろうと、薄皮を剥いた枝豆をすり鉢に入れ、つぶして練る。180gのグラニュー糖を、何度も分けて少しづつ入れる。が、突然、豆の水分が出て、柔らかくなる。ずんだ餅には良いが、パンの餡には柔らかすぎる。しょうがなく、鍋に移して水分を飛ばす事にするが、ますます量が減るのだ。もう一種類の餡をと思っていると、小豆の在庫があり、つぶ餡を作りつぶ餡パンを作ることにする。
ところで、ずんだあんパンの味ですが、見た目も鮮やかで、糖分控えめ目で、枝豆の味と香りが大満足!

2011年10月15日土曜日

枝豆パン

天気:雨
黒豆の枝豆として収穫がピークとなっている。茹でても、蒸し焼きでも美味しさは抜群だが、昨日は枝豆ご飯にする。
自家栽培の黒ゴマとよく似合う。今日も、茹でてみた。塩だけでボールの中でごしごしもんで、汚れやうぶ毛を取り、塩をを加えた水で茹でる。色が濃くなり茹で上がると、ざるに揚げてうちわで煽って冷ます。色が維持されとっても綺麗だ。一方で、塩を加えないで茹でた枝豆を鞘と薄皮を剥いて、みどりの豆だけにする。何にする?そのままぱんの生地に入れてみよう。一次発酵後の生地を分割するときに、豆を織り込む。豆に味をつけていないので、バター、牛乳、たまごを加えたリッチな生地にした。180度のオーブンで18分簡焼く。・・・枝豆の味と香りが良く、薄味で朝食タイプか。明日は『ずんだ餡』を作ろう。

2011年10月14日金曜日

落花生の収穫

天気:曇りのち雨
昨日、作った渋皮煮入りカンパーニュを朝食で頂きましょう~。オーブントースターで少し暖めると、パンの外はパリッ、中はしっとり、栗は渋皮まで甘く美味しい。そして栗の香りと味はしっかり残っていて、美味しいコーヒーにもぴったりだ。~落花生の収穫は難しい。早いと未熟粒が多く、遅いとつると離れて腐ってしまう。近所の家庭菜園の方は、カラスの被害を受けないよう先月に収穫していた。今日収穫するのは、ゆで落花生をお客様に食べていただく為だ。株をグーと抜くと沢山の粒が付いてくる。離れているのもなく、ちょうど良いタイミングのようだ。すぐ、鍋に湯をわかし、おおめの塩を加えて茹でる。・・・冷凍で売っているゆで落花生とは比較にならず、落花生の味がしっかり残っていて、かつ甘い。
家庭菜園の醍醐味と言われる所以だ。

2011年10月13日木曜日

渋皮煮入りカンパーニュ2011

天気:曇り
栗の収穫の秋、この時期だけの特別限定のパン”渋皮煮入りのカンパーニュ”を、今年も作る。まず、先日お友達から頂いた栗で、渋皮煮を作る。栗の渋皮を傷つけないよう、外皮を剥く。台尻は特に要注意。重曹大1を入れた水から、中火で栗をあくを取りながら茹でるが、決して沸騰をさせない。15分程ゆでて、湯をこぼし、水の中で黒い筋皮を竹串で、そっと丁寧に取る。再度、重曹を入れた水から、15分間あくを取りつつ茹でてこぼす。3度目は水だけで15分茹でてこぼす。最後は栗が浸かるほどの水に60%の砂糖か三温糖を加えて10分暖める。ひと晩、鍋の中で冷まし糖分をしみこませる。翌日、液だけを煮詰めて2/3ぐらいにして、栗を入れてからめて冷やして、出来上がり。~カンパーニュは、この渋皮煮を丸ごと4個を、形成時生地に入れる。パヌトンにいれ仕上げ発酵、クープを入れて、240度のオーブンで28分間焼く。・・・渋皮もカリッとして、甘い栗も、フランスパン用小麦粉の生地にぴったり!

初収穫:ベニアズマ&丹波黒豆

天気:晴れ
長男の友人が東京から見えるからと、秋の収穫をする。妻の得意技の芋煮には里芋とねぎを準備。美味しい秋茄子を数本ゲット。そして、畑に行き、ベニアズマ(さつまいも)を初堀、昨年に比べると少し小さい為数本だけ収穫して、枝豆にと、丹波黒豆を採る。黒豆の出来は、昨年より1週間ほど遅く、1鞘に2粒以上入っているのは少なく、ほとんどがひとつぶばかりだ。少し出来が悪いが、農業見習中にしてみれば自然の恵みで、上出来だろう。~秋茄子は焼きなすに、ベニアズマは無水鍋で焼き、丹波黒豆は蒸し焼きにする。

2011年10月11日火曜日

妻がリースを作る

天気:曇り
信州白馬村の風土グルメは「ガレット」で、13店舗の施設で本場のそば粉と地元野菜を使ったガレットを販売をしている。白馬は温泉のあるスキー場で有名だが、今は紅葉が見ごろになっている。~妻が、朝から庭のテーブルの上で、芸術をいそしんでいる。先日、木曽川の河原で採集したウメモドキの実が満開となり、葉は乾燥して枯れたため、リースを作り つたの盛かごに飾る。小さなオレンジ色の花だけを残して、枯れ葉を取り除いて2重3重に丸め、かごの中で形を作ってゆく。そっとしないと、花が散る。形を換え、向きを換えたりで、1時間で完成。玄関のベンチの上に置く。かごの中には、昨日食べた栗のいがが並んでいる。
・・・妻の”芸術の秋”だ。

2011年10月10日月曜日

秋の味覚 ”くり”

天気:晴れ
いよいよ、ますます秋の味覚が!~我が家の果樹園の栗が・・いえ、我が家の栗は今年初めて10個以上実を付け期待していたが、秋になる前に全ての実落ちてしまった。今朝、知人が自宅になった栗を持ってきてくれた。農薬の消毒もしていないから、20%は虫が入っていたが、無農薬でも80%は残っている事が分かった。いがを剥きながら、レシピを考える。焼き栗、蒸し栗、茹でて食べるか。それとも、マロングラッセ、渋皮煮、パンに入れるか。結局、栗ご飯を選ぶ。栗を水に浸してから、尻の方から外皮を剥き、再度水に浸けて渋皮を剥き、あく抜きをする。ご飯は30%を餅コメにして、ゲランドの塩を小1を加えて、あく抜きをしたむき栗を入れて炊飯する。・・・炊き上がった”栗ご飯”には、当然、我が家の黒ゴマがぴったり!

2011年10月9日日曜日

秋の香り

天気:快晴
悩ましい問題だ。京都、福岡、愛知などの祭りで燃やす木や花火が、セシウム問題で中止になることが続いたが、福島地元でもカヤが拒否されている。風評被害を自分達で作っているとは。元気をつけるどころか、元気がなくなる。それなら最初から辞めた方が良いのか。それも、どうも?
小春日和に誘われて、自転車で走りたくなる。花は少ないが、コスモス、キンモクセイ、蕎麦の白い花が満開だ。台風の影響も無く、稲は黄金色で頭をもたげて稲刈りを待っている。まだ緑のイチョウの葉の中に黄色にみのった銀杏が、そよ風にも落ちそうだ。紅葉にはまだまだ早いが、今の時期は変化が早い。・・そうそう、さつまいも、らっかせい、秋の枝豆がもうすぐだ。

2011年10月8日土曜日

今年はいちじく三昧

天気:快晴
先日、知人と3km離れた木曽川の川原を散策していると日本みつばち、西洋ミツバチがともに見つかった。我が家の蜜蜂たちが来ているのか、それとも、別の巣箱があるのか。しかし、蜜蜂たちが見つかると、自然を感じて嬉しくなる。~今年は、近所のおばさんのお陰で、ずいぶんいちじくを頂いた。2本の木だが、うまく成長して大豊作!特に白いちじくは本当に甘く美味しい。いちじくジャム、いちじくコンポート、シロップ漬け、いちじくのタルトを作った。特に白いちじくは甘く、砂糖は必要が無いほどだ。今回のジャムは白いちじく100%の為、少し赤くするために、菜園で摘んできたラズベリーを数粒加える。・・・来年は我が家の果樹園に、いちじくの木を植える予定です。

2011年10月7日金曜日

スマホ&つるうめもどき

天気:晴れ
iPhone4sが,今月14日の発売に合わせて、今日から予約受付が始まる。今回からはSoftBankだけでなくauでも発売される。アンドロイドを含めてのスマホの普及率は全携帯の12%ぐらいが、今回で30%になると予想されるそうだ。わたしの携帯はスマホではない。機能がそれだけよくなっても、能力的について行けないからだ。しかし、電車の中でもくもくと携帯に向き合っている人ばかりになりそうだ。~先日、知人と採集してきた「つるうめもどき」を水の入ったバケツに浸けていると、葉は枯れてきたが、5ミリ強の緑色の実ははじけてオレンジ色になっている。このままドライ・フラワーにして、リースを作るそうだ。

2011年10月6日木曜日

おにくるみの天日干し

天気:晴れ
知人が9月24日に採ってきて、我が菜園の土中に埋めておいた『おにぐるみ』を、10日経過し掘り出してみる。9割がたのくるみの実は外皮が腐り、種だけになっている。ネットに入れ水に浸け、次はバケツに入れて水洗いする。ずっと昔だったら、小川の水車の中でがらがらと洗うのだが。多分、300個以上あるから洗い甲斐がある。ざるに受けて、また、水洗いして、やっとの思いで完了。夕暮れになってしまったが、大きなざる3つに分けて、天日干しする。たぶん、10日ほどは干し続ける。
何でもあり、便利な今日では、ネットで注文すればすぐ手に入るが、何も無かった昭和30年代では、こうして手間と時間をかけて手に入れたのだろう。・・・そして、出来るまでの自然の全てをリスペクトして、感謝しながら。

2011年10月5日水曜日

アルプス蒸しパン(さつまいも)

天気:雨
知人から「スウィートクウィーン」という品種のさつまいもをいただいた。
さつまいもの『アルプス蒸しパン』を作りましょう。
①さつまいもは厚めに皮を剥きサイコロカットして水に浸す。(皮は千切りにして、素揚げする) 水を切り、レンジで600W、約8分間蒸す。
②生地は、薄力粉180g、ベーキングパウダー小2・5、砂糖100gをふるいにかける。牛乳120ml、たまご1個、溶かしバター20g、を加えて、ダマの無いよう攪拌する。
③冷ましたさつまいもを加えて、そっと混ぜる。アルミ容器の9割方の生地を入れて、蒸し器で約13分間蒸す。表面がヒビがはいり開いていれば完成です。
出来立てのホカホカが美味しいが、冷えてもさらに美味しい。
・・・しかし、長女の夫(フランス人)に『何故、アルプスなの?』と言われそう。

2011年10月4日火曜日

くるみ拾い&つるうめもどきの採取

天気:快晴
ブル~。今朝の最低気温は11度、湿度も32%と10日前では考えられない天候だ。~1週間前に皮を剥く為に土中に埋めた「くるみ」を、そっと掘り出してみたが、まだ30%ほどが皮が黒くなっているだけだ。もう1週間ほど必要か。朝9時から知人と木曽川の林に、くるみ拾いとつるうめもどきの採取に行く。堤防の上に駐車し、堤を下りてブッシュをかき分けて15分で、川のふもとのいろいろな木々が生い茂る林へ着く。ブッシュの中を歩くのはきつい。くるみの木はすぐ判る。何故かと言うと、いまもぶどうの房のように木に成っているからだ。その下には、今真っ盛りで落下している。くるみを拾っている間、知人はつるうめもどきのツルを探している。偶然にも、胡桃の木に2本の大きなつるうめもどきが絡んでいる。約2時間の林の散策で、2本のつるうめもどきと、買い物がご2杯分のくるみを拾う。
気持ちの良い天気の下での散策は気分よく、毎年の行事になりそうだ。
 (写真はつるうめもどきの飾り)

2011年10月3日月曜日

きんもくせい

天気:快晴
今の気温は15℃、ひやッとした澄み切った夜空には上弦の月が輝いている。あまりの寒さに虫の音も聞こえない。右から左にさわやかな香りが流れてゆく。きんもくせいはこんな夜がよく似合う。このあたりの古い家の庭には、たいてい、日陰でも花の咲く きんもくせいが植わっている。細い枝が多くて垣根にもならないが、トイレの横とか 通りに面した庭に植わっている。我が家には3本もある。普通では全く目立たないが、この時期だけがみなおされる。まだ咲き始めたばかりだが、10日ほどの短いいのちだ。 

2011年10月2日日曜日

上げ馬神事は虐待

天気:曇り時々晴れ
急に晩秋のような気温。明日も最低が14℃最高が24℃とパリと同じ気温だ。ほんの先日まで『暑い、暑い』と、Tシャツと半パンツで過ごしていたのに。~昨年の5月のブログで書いた三重県の多度大社で行われる「上げ馬神事」の虐待性について、2009年5月5日の午後の部を、動物愛護団体から動物愛護法違反で告発されて、地元の人等8人が書類送検された。しかし2010年にも、多度神社の近くの猪名部神社の上げ馬神事でも、馬が壁に激突して死んでいる。日本の歴史ある文化を否定するつもりは無いが、人間の業がつのり激しくなり、馬の命を奪っていいものではない。おまけに神事とは。今回の送検そして裁判を通じて、関係者はじっくり上げ馬神事の文化意義を考えていただきたい。
写真は通称”盆柿”といわれ、9月中旬から甘くなる菜園に成る甘柿です。

2011年10月1日土曜日

自然にリスペクト

天気:快晴
マータイ女史が亡くなった。ケニアでの民主化運動、環境保護活動でノーベル平和賞を受賞され、来日のおりに、日本語の『もったいない』の美徳に共感され、毎日新聞とともに「もったいないキャンペーン」を実施し、植林活動 マイ箸 風呂敷の紹介など、各地での講演をされていた。彼女の基本的な精神は、自然主義で「空気、飲み物、食べ物、生きとし生きる物全てが、自然からの預かり物」で、常に自然にリスペクトして、常に自然に感謝する事である。それを、私達が生活の中で具現化する、例えば、3R(リデュ-ス、リユース、リサイクル)やマイ箸や風呂敷、自然への恩返しの植林活動が彼女の遺志を引き継ぐことであろう。我が家の菜園で、自分で食べるだけの野菜や果物を無農薬・有機栽培し、ミツバチとの共生している毎日は、自然に対してはリスペクトと感謝の気持ちで、いつもいっぱいだ。出来た物は全部食べる 使うー沢山出来れば、乾燥したり漬物・ジャムにしたり、豆腐や味噌も手造りをする。菜園を見ながら料理をする。・・・マータイさん、これが私の”もったいない”活動です。
(写真は、我が家の無農薬・有機栽培のレモン)