2013年7月31日水曜日

ユウガオから干瓢に

天気:曇りのち晴れ(猛暑)
 昨年はユウガオを8/20に収穫をして、9/5 9/13に干瓢作りをした。皮が堅くてノコギリで切った。天日干しも不十分で3日もかかって、結局、カビが発生してしまった。その反省から、若くてあおいうちに収穫をして、土用の、日差しの強い日に干瓢を作ることにした。
畑に行き、直径が30cm前後のユウガオを5個収穫する。庭のテーブルに並べておくと、通りすがりのおばさんたちが、ビックリ仰天してしてゆく(写真上)。今日は1個だけ作る。
包丁で、巾3cmで輪切りにする。予想通り柔らかく、すんなりと包丁で切れる。そして、真ん中のワタと種を取り除く。ここで登場!干瓢用のミニかんなだ(写真中)。輪切りした干瓢の内側からミニかんなで削って行く。やはり、昨年よりうまくゆく!そして、物干し台に吊るして天日干し(写真下)。
干瓢といっても、最近は使われることも少なく存在が薄いが、ちらし寿司、干瓢巻、煮物に使われ、昆布巻きの巻き紐にも必需だ。しかし、90%以上は中国産で、残りは栃木県で作られる。無漂白の干瓢は、ちょっと色が残っているが味がよい。


2013年7月30日火曜日

翔君の昼寝

天気:晴れ(猛暑)
今日は緊急預かり保育。次女がアルバイトの保育が緊急で 入ったからだ。保育は朝9時から午後16時までだ。体は1/5程しかないのに、一日中付き合うと、夫婦ともグッタリ!翌日まで影響します。でも長く昼寝をしてくれると一番助かる。
2歳前後の子供が寝るとき用に、必ずといって良いほど、「スキ、スキ」という睡眠グッツがある。長男は薄い夏蒲団の切れ端だったし、娘達は小さい汚くなったお人形だった。これらがあると、麻酔に掛かったように、睡眠に入ってしまう。
ところがこの子:翔君は、ちょっと変わっている。翔君の「スキ、スキ」は、ジージのお腹なのだ。飛騨牛のA5より脂肪たっぷりの、丸太のようなお腹が気に入っているようだ。両手でさすられると、この子は2歳なのに変態か、またホモなのかと思ってしまう。脂肪がない妻には絶対いかないから、妻はニタニタとしているばかりだ。今日も昼ご飯の後 ぐずっていたが、お腹を見つけてさすりながら、ウトウトと寝入りに入る。まあ、1年ほどだろうと、少し気持ちが悪いが我慢している。・・・それこそ、大きくなって来たら、危険だ。

2013年7月29日月曜日

JA岡山:ニューピオーネ②

天気:雨
昨日の続き・・・・。
連絡をしておいたJAおかやまの職員の方よりメール連絡があり、商品の写真を送り不良品であることを確認してもらう。しかし、自社のホームページ以外の商品は販売責任がなく、販売店を確定して返品交渉する方法があると連絡がしてくれた。そして、クロネコヤマトの発送店を調べてくれて、連絡していただく。しばらくすると、ヤマト岡山の発送センターからTEL連絡があり、集荷・配送の責任から返品を受けるという事であった。ヤマト岡山の話では、JAおかやまの箱を購入して商品化した生産者が、青果市場を通じて販売店に流通して、知人が注文し、発送をヤマトが請け負った流通経路だった。送り状には販売店が記入されていないが、ヤマトで調べて返品交渉をするそうだ。
ヤマトが消費者と生産者を仲介して、問題解決をしてくれるようだが、どうも納得がゆかない。
生産されて消費されるまでの品質管理を誰がして、どれだけ保証されているのかがわからないのだ。生もので品質劣化が当たり前で、各段階で品質基準があるのが当然だと思うが、今回は消費者に届く段階で、生産者、販売者が不明になっている。ただひとつ所在が明らかなのは「JAおかやま」だが、これも品質を保証するものでもない。
大げさでもないが、TPP問題で日本の農産物も危機にあるはずだが、品質責任も不明確な、ぬるま湯に浸かったようなJA体制が変わらなくてはならない。

JA岡山:ニューピオーネ

天気:晴れのち雨
「ワァ~、ニューピオーネだ!」と喜んだ妻の声が、ため息に変わる。4房のうち3房が袋を開いてじくを持つと、ばらばらと落ちて房に生っていない(写真)。残りの1房もかろうじて繋がっている感じだ。良くみると、一部カビが発生している。
岡山の知人が贈ってくれたニューピオーネだ。生産者から直接に購入した物ではなく、「JA岡山」の経由の商品だ。昨年10月に信州中川村で食べたぶどうは全て美味しく頂いたが、岡山のニューピオーネはこんな物かとがっかりした。念のためにJA岡山のホームページを確認すると、「要冷蔵便」扱い商品になっている。が、贈られてきたのは、常温便。これが問題なのか。
しかし、農産物だけではなくJAを経由して商品の取引はしないほうが良い。いまだ、親方日の丸の意識は強く、商品管理も良くない。実は昨年も、この知人から「ヤーリー」という岡山の中国梨を頂いたが、半数以上が芯から腐敗をしていたことから、今回がたまたまとは考えられない。上層部はTPP等で危機感があっても、なかなか現場レベルでの意識変革は出来ていないのが現実だ。
そして、こうした商品クレームは誰に伝えたらよいのだろうか?消費者庁にも連絡するにも、購入者でもないし、贈り主に連絡すれば、かえって気を使わせてしまう。
やはり、不良品には間違いないわけだから、JAに直接返品しよう。知人はJAを信じて委託されたわけだが、親友である知人を裏切っているのは許せない。

2013年7月27日土曜日

何処へ行くの?

 天気:晴れ時々曇り(蒸し暑い)
果樹園に置いている日本みつばちの2つの巣箱に、結論を出さなくてはならない。ひとつは、6/7に分蜂した「すもも」だ。 女王蜂が不在で、オス蜂だけが生まれていて働き蜂がほとんどいない状態だった(写真上)。もうひとつは、7/9に巣が落下してクラッシュ状態だった「みかん2号」だ。ハチの出入りも見られず、スムシは全くいなかったが巣の腐敗臭がして、ありが出入りしていた(写真中)。
2つの巣箱を自宅に持ち帰り解体をしようとすると、「みかん2号」の最上段の天板に2~300匹のハチが残っていた。数分すると全てのハチが、昨日同様に外に飛び立ち、何とシャッターの扉の上部にとまった。取り込みが出来なく様子をみていると、40分ほどすると、全てがどこかに飛び立って行った。しょうがないかと思って、昼ごはん、休憩をして17時、何と、みつばち達が帰ってきている。そして、だんだんと丸い峰球となった(写真中)。『一時解散~17時再集合!』の命令は誰がしているのか。
最初と同様の2~300匹で片手の中に入るほどだが、あえて、ハチたち自主性に任せることにした。峰球の下に2つの巣箱を置いて、片方は巣蜜を置き、もう一方は蜜蝋をたっぷり塗っておいた(写真下)。
・・・現段階では動きなく、両手でしっかり天井にぶら下がったままだ。


2013年7月26日金曜日

日本みつばち「柿」の突然の転居


天気:曇り時々雨
それは、朝から兆候があった。草刈りの準備をしていると、一匹のみつばちがまとわりついて離れない、どこまでもついてくる。振り払って、「柿」の巣箱を見ると、何と、蜜が垂れ流れている。これは「みかん2号」と同じ巣落ちか?ショックのまま、巣門を開けて中を見ると、蜜が流れているが巣は落ちていない。巣箱の掃除をして写真の撮る(写真上)。みつばちがかなり減っていて、異常行動をしている。スムシの仕業だな。かなりの被害で半分諦めで巣門を閉じる。スムシが巣の中に入っては、みつばちも養蜂家もどうする事も出来ない。と、3分もしないうちに、ブン、ブンとみつばち達が飛び始めた。最初は半分だけで、半分は巣門に残っている(写真中)。が、しばらくすると全ての蜂が飛び立ち、柿の枝に取り付けていた分蜂板に付いた。分峰時よりも少ない 2~3000匹ほどだが、蜂球を作った(写真中)。スムシに犯された巣を捨てて、巣群全匹で転居をしたのだ。誰が指示したか解らないが、統一行動は見事!峰球を取り込むのは慣れているから、早速新しい巣箱を用意して、転居をしてもらった(写真下)。ただ、群が少し小さい事と、この暑い時期に巣を作り直す事が出来るかが心配だ。
・・・しかし、日本みつばちを飼育する事は、本当に難しい。




2013年7月25日木曜日

取っても、刈っても 草!

天気:曇りのち雨
湿度が高い中での雨が続く。こんな気候は植物の成長には最適だ。しかし、草も植物だ。この雨で先週刈った草がいっきに伸びている。この時期は本当に草との戦いだ。
先週、蕎麦の種を蒔いて20cm程になったが、先月に蒔いた赤蕎麦は、小さなピンク色の花をつけ始めた。この赤蕎麦の種は、昨年信州中川村での赤蕎麦祭りの会場で購入した花束から採ったものだ。今年は2㎡だが、種を沢山採れればよいのだが。
こんにゃくがどんどんと大きくなって、50cm程になった。6個の2年生の種芋を植えたが、そのうち4個は真っ直ぐに1本の茎が伸びたが、2個は芽が出るのも遅かったが3本づつ出ている。どうなるのか解らない。今はまだ芋は大きくなっていないが、葉から栄養を取って秋には大きくなる。11月には茎や葉が枯れてから、芋を掘り起こすようだ。

*毎日、自然の恵みが収穫できる。夏の野菜は原色できれいだ。

2013年7月24日水曜日

珍客(カブトムシ)&水羊羹

 天気:雨
「ピポン!」 お客様かな?
門扉の下に、お客様がいました。カブトムシの若いおすだ。無農薬・有機のスイカを美味しそうに食べる。50年も前はもっと沢山のカブトムシがいて、セミ、チョウとともに、夏休みの課題宿題といえば、「昆虫採集」だった。

雨が降り外の作業も出来ないため、水羊羹を作る事にした。まずは、餡をつくる。昨夜からひと晩浸水した小豆を1.5Lの水を加えて30分間煮る。渋抜きをして、再度火を入れる。沸騰するまでは強火で、それからはグツグツというぐらいの弱火で約1時間煮込む。豆がはじけたら、水を少しづつ入れて冷ます。水を切り、鍋に戻して砂糖を加えて、弱火で水分を飛ばす。餡の出来上がり(写真中)。
粉寒天を500mlの水で溶かして、2分間沸騰させる。砂糖と作りたての餡を加えて、型に入れる。比重の高い餡部分は下のほうに固まる(写真下)。・・・次はこしあんで作る。


2013年7月23日火曜日

ナイヤガラの滝&食い合わせ

天気:晴れ(猛暑)
「十六ささげ」のナイヤガラの滝といっても、イメージのわからない方に、高さ1.5m 巾8mのツルの壁の写真を撮る。良く見ると、何本かの細いささげが垂れ下がっている。もう10日もすると、これらのささげが、太さ5ミリだが長さが40㎝に成長して、壁を被うように垂れ下がる。ナイヤガラの滝のように。
昨日は「土用の丑」だった。うなぎが高騰しているが、日本の食文化からは食べらざるを得なく、スーパーで購入していただく事にした。
ところで、一緒に食べるには相性が悪い「食い合わせ」というのがあり、うなぎと梅干がそれだ。しかし、なかなかその根拠が見つからない。スーパーに入社したての40年ほど前に梅干を担当していて、うなぎに対抗して梅干を大量陳列して、先輩や上司にド叱られたことを思い出す。
40年のわだかまり、食い合わせに根拠がない事を、今夜証明する。 うなぎを食べた後に南高梅の白を1個丸ごと食べる。結構勇気が要るが・・・・今のところ、何もない。

ところで写真(下)の中に、もうひとつ食い合わせがあります。さて?



2013年7月22日月曜日

夏野菜(おくら、十六ささげ)

 天気:晴れ
今、一番美味しい夏野菜は”なす”だ。茹でなす、焼きなす、煮物、揚げ物、味噌汁の具、漬物も1夜漬けからしば漬まで、色々な料理に使われて美味しい。今が収穫のピークで、なす自身もピカピカに輝いている。今一度追肥で、まだまだ生りそうだ。
いよいよ、オクラと十六ささげの収穫だ。おくらは気温が高ければ確実に収穫できる家庭菜園向きの野菜だ。無農薬・有機で充分に出来るし、種を取って今年で4年もつながっている。本格的に生り始めると、収穫期間も長く、3週間ほどは毎日1株で1本は収穫出来る。我が家では8株が植わっているから、毎日10本近くの収穫となる。
 もうひとつが十六ささげだ。ささげ豆は全国に色々な種類があるが、40㎝にもなり柔らかく美味しい十六ささげは、この地東海地区の特産だ。関東以北、関西以西には見られない。料理方法は限られるが、ゆでておひたしで食べるのが一番だ。20本ほど植えているため、なり始めるとナイやガラの滝のように垂れ下がる。

2013年7月21日日曜日

中玉すいか&黄桃

天気:晴れ
参議院選挙の投票所まで15分、妻と歩いてゆく。着いたのが正午前ということもあり、投票に来ている人はまばらであった。午後7時の投票率が、ネット解禁の効果もなく34%となさけない結果となっている。
帰り道に、果樹園に立ち寄る。すいかはこれまで小玉だけ収穫していたので、中玉すいかのようすを伺っていると、ぽろと茎から取れてしまった。たぶん、もう10日ほど早いかもしれないが。まあ、いずれにしても、中玉の初収穫だ。
我が家の果樹園には桃がなかった。ところが、アメリカンチェリーとして、購入した樹に、何故か昨年から桃がなっている。さくらんぼの「佐藤錦」の異種受粉用としての購入だったのに、役に立たず、もう1本植えなくてはならない。昨年は突然で袋かけも出来ず、収穫前に落下してしまった。今年は6個成り、早めに袋かけをして、どんな桃が出来るか楽しみにしていたが、何と「黄桃」であった。まずまず甘いが、身が堅い。白桃系であれば受粉樹が要るが、黄桃系は自下受粉が出来るようだ。逆に言えば白桃系をもう1本植えたほうが良い。 そうすれば、白桃が3~5年後には食べられる。

2013年7月20日土曜日

トマトの天然酵母3日目&和くるみ

 天気:晴れ
石窯パンの材料を準備する。
18日に仕込んだトマトの天然酵母は2日で小さな泡だ出て、発酵が始まった(写真上)。気温が高いせいか、若干発酵が早いようだ。これは、液種だから、これを元に元種を作る。

我が家の「くるみパン」のくるみは、木曽川の河畔で収穫した和くるみだ。くるみの実を取り出す。昨年秋に乾燥したくるみを、2日間浸水する。無水鍋で焦がさないように炒ると、10分もすると、ピシッと音を立てて割れ目が出来る(写真中)。 割れ目のナイフを差込み、殻を割る(写真中)。丁寧に、殻から実を外すように取り出す(写真下)。殻が堅いから、西洋くるみのようにくるみ割り器で割ることが出来ないから、熟練技が必要だ。取り出した実は、石窯かオーブンででローストする。
和くるみの実は1個2gしかなく、くるみパン8個を焼くのに200っが必要だから、約100のくるみが必要だ。


2013年7月19日金曜日

黒豆で豆腐作り

天気:晴れ
こだわりの黒豆の豆腐だ。ただ、黒豆が豆腐に適しているかは判らない。有機・無農薬で作られた丹波の黒豆は、枝豆として茹でて食べるのが最も美味しい。直径が大きい大粒で、もっちりと食べ応えがあり、甘くて香ばしい。あとは、お正月料理の黒豆(煮豆)に使うが、普段は食べない。300g(豆腐1丁)で¥1500と価格が高いため、味噌、納豆、豆腐の原料にはならない。
一昼夜、浸水した黒豆を、ミキサーで潰して「呉」を作る。水を加えて、煮込む(写真上)。布袋で漉して、「豆乳」と「おから」とに分ける。豆乳を80度まで温めて、「にがりを入れると15分で凝固する。豆腐型に入れて固める。
一方のおからで「うの花」を作る。ネギ、こんにゃく、アゲ、人参を千切りして、サラダ油で炒める。おからを加えて、出汁、砂糖、醤油で味付けして水分を飛ばす。ここまで3時間で出来上がる。
盛り付けは妻の担当。冷奴はガラスの深い小鉢を使う(写真中)。しっかり固い豆腐は少しでよい。「うの花」は 自慢の骨董品、有田の大鉢に葉ランを敷いた(写真下)。
現役時代より器を見たり、買い求めたりした。料理で器を決めるのか、器で料理を決めるのかは判らないが、ピタッと合った時は感動だ。



2013年7月18日木曜日

今日の収穫

 天気:晴れ
最高気温は31℃だが、午後の湿度は50%代で風も強く、過ごしやすい。
果樹園と畑を回って収穫をする。果樹園では、小玉すいか、サンタローザ、ミニトマト、なす、ゴーヤ、ピーマンを収穫。小玉すいかは4個目だが、中玉すいかは収穫出来ていない。でも、3個が確認出来ていて小玉すいかほどの大きさになっている。サンタローザは予想以上の収穫で300個を越えている。ミニトマトはピークで今後はドライトマトを作る。なすは一時の元気がないので、肥料が必要だろう。ゴーヤは2本目でこれからだ。ピーマンが元気が良いが、収穫にあわせて肥料(なたねかす)が要る。畑では黄色のメロン(うり)がきれいな色になって輝いている。タイガーメロンはまだ小さく直径が10cmほどだ。かぼちゃは栗坊もロロンも少し早く収穫が出来ない。・・・収穫で忙しいが、結構楽しいものだ。
蒸し暑い35℃前後の気温が続き、天然酵母が過発酵で出来ない。品温が30℃以上となると、雑菌が異常発酵をして、天然酵母が喰われてしまう。ハッポースチロールの中に蓄冷剤を入れて温度管理が必要だ。失敗つづきだったが、今日収穫したミニトマトで再挑戦(写真上)。出来上がるのは5日後だ。



2013年7月17日水曜日

(旧)湊屋文右衛門邸

天気:曇り
美濃路の旧起宿に、旧湊屋文衛門邸(文化庁:有形文化財)の商家屋がある。そこで、週3日(水・土・日)ボランティア活動で喫茶、食事が出来る。監修は大島八重子さん。
2週間前に喫茶、先週は朝市、本日は食事を頂く為に出かける。思ったより多くの15名の先客があった。予約が前提だが、我が家の二人を含めて17名の準備をするのは大変だろう。料理は日本の伝統的な和風料理。食前酒は冷やし甘酒、メインは季節の魚:鮎の甘露煮と酢メシで、酢生姜と何故かかぼちゃの煮物がのっている。 椀物は乾麺のとろろ蕎麦、大鉢は夏野菜、こんにゃく、生麩、高野豆腐の煮物、小鉢はゴマ豆腐。酢の物はきゅうりと大根。デザートは?。
古民家で食器は年代物で、料理にはもう少しのこだわりを期待していた。素材の吟味~無農薬とか有機とか、またゴマ豆腐のゴマは香りの良い国産とか~、また、一品は家庭では出来ない料理:手打ち蕎麦、手作り漬物、おはぎの手作り餡・きな粉、で、あって欲しい。 食器の使い方、盛り付けの仕方は、伝統的日本料理では重要な点で、もうひとつ工夫が欲しい。また、良く判らない金時豆、酢の物、デザート、冷やし甘酒はいらない。
料理評論家でもなくえらそうな事は言えないがが、お土産としてお持ちしたパンは、木曽川の和くるみと日本みつばちの蜂蜜を使って、薪の石窯で焼いたパンだ。出来る限りの努力をしたこだわりのパンだ。
湊屋の歴史、文化、家屋、家財道具、食器等とはちょっとアンバランスな料理で残念だ。




2013年7月16日火曜日

夏野菜がピーク

 天気:曇り時々晴れ(涼しい)
先週は日本中が猛暑に襲われて、今年の夏はどうなってしまうのかと思ったが、当地は梅雨前線が逆戻りして、梅雨空に戻って気温も平年並みなった。気象庁の皆さん!梅雨明け宣言が早すぎたのではないですか。暦上は23日の大暑に向けて、本格的な夏に向かう。
夏野菜のきゅうり、なす、ピーマン、すいか、トマトが収穫のピークとなっている。これらの夏野菜は、生り始めるといっきに大量に大きくなり、毎日収穫しないと肥大化してしまうだけでなく、幹は弱ってしまう。近所では家庭菜園の人が多くて、きゅうりやなすは漬物(Qちゃん漬、しば漬)に、トマトはソースやジャム、ドライトマトになっている。これ以外にも、ししとう、ゴーヤ、かぼちゃ、うりの収穫もあり忙しい。
そんな中で、これからの夏野菜もある。これも、 ともに生り始めたらとんでもない大量になると思われる野菜だ。蝶のような花が咲き始めたのが「十六ささげ」だ(写真中)。40㎝以上の長さの豆が、まるでナイアガラの滝のように生る。もうひとつは「オクラ」だ。先週末から花を付け、小さな実が出来始めた(写真下)。今週末から収穫が始まる。


2013年7月15日月曜日

石窯パン:石窯パン工房 森のおくりもの

天気:曇りのち晴れ (涼しい)
伊豆下田の横川に手作りの石窯でパンを焼いて販売されている。「石窯パン工房 森のおくりもの」だ。毎週金・土・日の営業で、窯はドーム形の1層式で、温めるのに2時間以上かかるため窯出しは日に1回だけの午後2時だ。販売するぐらいだからかなりのベテランだが、立地上(山の中)、日本みつばちの飼育にもチャレンジされている。オーナーは定年退職されてもう7年の方で、家庭菜園や果樹もされていて、どこか誰かに似ている。
猛暑で焼く機会を逃していたが、食べるパンがなくなり焼くことにした。食パン4本とくるみパンを焼く。
窯の温度を下げるタイミングと仕上げ発酵の仕上がりが合致しないため、下がりきらないうちにパンを窯に入れてしまう。くるみパンで14分で焼くのが理想だが、8分ほどで焦げてしまう(写真下)。1回目の焼き上がりが写真上の4個だ。完全に焦げている。食パンも30分以上焼きたいのだが、写真上の奥のパンは20分で焦げてしまった。
石窯パンも8月で1歳で、焼くのも46回目に なる。横川の工房を見習って、もう少し上手にならないといけない。


2013年7月14日日曜日

蕎麦の発芽 &ごまの花

天気:曇り時々雷雨
午前中は近くの神社の間伐で、杉を6本を切り倒す。毎年の町内行事だが、元々この杉、ヒノキは50年前の伊勢湾台風、室戸台風後に、父が植えたものだ。
7/10に種を蒔いた蕎麦が、昨日(13日)の朝、メキメキと地面から芽を出していた(写真上)。この猛暑の中でも、土の中の水分を得て発芽をしていた。ところが、24時間経過した今朝には、幼葉がしっかり出て、5cmほどにも成長している(写真中)。驚きだね。蕎麦は飢饉などで米の不作時に、緊急の対策だった。だから、8月に蒔いても、早く芽が出て花が咲き、短期間で収穫できるのが条件なのだ。我が家の場合は、ミツバチの蜜源が少なくなる8月末~9月に、蕎麦の花が必要なのだ。真っ白な小さな花が咲きます。
6月上旬に種を蒔いたゴマが、背たけが60cmにもなり、早くも花をつけ始めて(写真下)、みつばちがウロウロし始めた。枝や葉は、もうりっぱなゴマの香りがする。



2013年7月13日土曜日

ユウガオ&蜜蝋をつくる

 天気:曇り時どき雨
湿度は最低で75%と高いが、最高気温が久しぶりに31℃と暑さから脱して、みつばちに打ち水もしなくて済んだ。雨も1週間ぶりだ。
ユウガオが3cmほどの小さな花をつけている。この小さな花は夕方しか咲かない。朝日を浴びて朝から咲くアサガオがあり、暑さを感じて昼に咲くヒルガオがあるから、夕方に咲く花があってもおかしくはない。何を基準に咲き始めるのだろう。・・・源氏蛍か。
1ヵ月で約直径30cmのかんぴょうがごろごろ。
「蜜蝋」をつくる。採蜜は先日が初めてだが、蜜蝋をつくるのは3回目だ。蜜を取れなかった巣もあるという事だ。蜜を取った巣クズだが、働き蜂たちが花蜜、花粉を食べて分泌物を出して、一生懸命作った蜂の住居だ。鍋に水と巣クズを入れて煮込む。ざるで不純物を漉して、再度液体だけを鍋で煮る。そして冷ますと、表面に蝋部分だけが浮いて固まる。固形分に僅かの水を加えて煮込み、再度冷ますと表面により純度の高い蜜蝋が出来る。固形分だけを、鍋で溶かして紙コップに注いで固める。195gの蜜蝋が出来た。
何に使うの?巣箱の内側や巣落ち防止棒に塗って、みつばちが集まりやすくする。養蜂家にとっては絶対必要なもので、100gで¥1000で取引されている。また、アロマなどの高級キャンドルの原料や、くるみ油や椿油などの油脂を加えて日本家屋の木材の艶出しワックスに使われたりする。いずれも専門家の中では貴重な蝋です。