天気:晴れ
こだわりの黒豆の豆腐だ。ただ、黒豆が豆腐に適しているかは判らない。有機・無農薬で作られた丹波の黒豆は、枝豆として茹でて食べるのが最も美味しい。直径が大きい大粒で、もっちりと食べ応えがあり、甘くて香ばしい。あとは、お正月料理の黒豆(煮豆)に使うが、普段は食べない。300g(豆腐1丁)で¥1500と価格が高いため、味噌、納豆、豆腐の原料にはならない。
一昼夜、浸水した黒豆を、ミキサーで潰して「呉」を作る。水を加えて、煮込む(写真上)。布袋で漉して、「豆乳」と「おから」とに分ける。豆乳を80度まで温めて、「にがりを入れると15分で凝固する。豆腐型に入れて固める。
一方のおからで「うの花」を作る。ネギ、こんにゃく、アゲ、人参を千切りして、サラダ油で炒める。おからを加えて、出汁、砂糖、醤油で味付けして水分を飛ばす。ここまで3時間で出来上がる。
盛り付けは妻の担当。冷奴はガラスの深い小鉢を使う(写真中)。しっかり固い豆腐は少しでよい。「うの花」は 自慢の骨董品、有田の大鉢に葉ランを敷いた(写真下)。
現役時代より器を見たり、買い求めたりした。料理で器を決めるのか、器で料理を決めるのかは判らないが、ピタッと合った時は感動だ。
0 件のコメント:
コメントを投稿