いにしへの 奈良の都の八重桜
けふここのへに 匂ひぬるかな
伊勢大輔
桜が散り始め、柿の若芽が3cmほどになり よく目立つようになると、部屋の「雛飾り」も色あせてくる。4月13日が旧暦の桃の節句だが、その前に箱に収める。「雛飾り」は出すのは早いが、仕舞うのは時間が掛かり、妻と二人で2時間を費やす。人形が15体で、各々の装飾小物が多いからだ。人形は1体づつ紙に包んで防虫剤を入れる。同時に、部品のはずれなどの修復もする。また来年も出せますようにと祈りつつ。
それと入れ替えに、「武者飾り」を出す。こちらはひとりでも1時間を必要としない。長男が誕生した時に購入して30年以上 7回の引越しをしても、1年に一度だけの出陣だ。
*「雛飾り」や「武者飾り」は、子供や我が家を訪れる人たちのために出していたが、今は妻とふたりで、自分達のために出している。
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