歴史研究家の半藤一利が1月12日に亡くなった(90歳)。彼が常々言っていたのは現代史を学ぶ事の重要性だ。戦国時代以前の歴史は確かな史実も残っていなくて、何が真実なのかわからないことが多い。一方、幕末、明治以降については真実性が高く興味深い。しかし、中学、高校の歴史の授業で大正、昭和の歴史は大概3学期で、最後には時間がなく「読んで置くように!」で終わってしまっている。戦後史にしても体験して覚えているのは、せいぜい昭和40年以降だろう。徳川江戸時代が終わり、国際的にも初めて国としての出来た幕末・明治、折角作った国をぶっ壊した昭和、一体何がそうさせてしまったのだろう?
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