陽子線治療でがんは治った、いや、治したと思っていた。しかし2年半後の定期検診でリンパ線に転移(再発)した。陽子線治療が出来ないといわれても、前回以上に治りたいという気持ちが強くなり、医師に任せざるを得ない。手術をしたが取りきれず、穿破(内蔵破裂)の脅威を抱えながら、壮絶な抗がん剤治療〜生と死をさまよった10ヶ月〜を受けた。今回が初めての本当のがん闘病であり、前回のように「がんで死にたい」とか「葬式の準備」「やり残したこと」などの余裕はなく、目の前の辛い治療や副作用から逃げるのがせいいっぱいだったと思う。今のわたしの状況のように・・・。彼の状況は特に厳しく、抗がん剤の点滴時間も24時間とながく、倦怠感、脱力感、免疫力の低下、転倒骨折、吐き気、脱毛もあった。本には記されていないが、この10ヶ月の 間の家族(奥様:石田ゆり、1男1女の子)の心境は計りしきれない。
2021年2月1日月曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿