天気:晴れ(寒い)
12月8日「女の気持ち」(毎日新聞)に投稿した、妻への返事です。
11月7日の夜、貴女は喀血して、大学病院まで緊急搬送されすぐにICUに入り沢山検査をして、翌日11時15分から緊急手術をしました。救急車・ICUまではずっと一緒でしたが、出血を止める手術は4時間以上も掛かって、一人で待合室で心配していました。それに、大学病院は基本面会禁止で退院するまで会えなく、様子伺いはメールだけでした。
お互い心配ではあったが、退院までの2週間は自分の出来ることをするでした。貴女は治療・リハビリに専念する事、私は慣れない一人生活を乗り切ることです。日頃はやらないゴミ出し、洗濯・掃除、料理に買い物、庭の草花管理を精一杯することで2週間を過ごす事です。
私も多発性骨髄腫を4年前から患っていて、今は週1回の抗がん剤治療をうけている。今年9月には2週間の入院治療をしている。その時は貴女は淋しい一人生活が余儀なくされて、また心配をしてもらいました。それこそ感謝しかありません。
貴女は今回の入院で、主治医、執刀医、看護師の皆さん、そして私に、両親から子供にする愛情以上に世話をしてもらった。感謝の気持の分だけ、生きているうちは恩返しをしたいと悟った。同感です。私も、日頃から貴女や病院の皆さんには感謝し、常々恩返しをして生きてゆく覚悟です。
*写真は自分で作った、下手な、でも美味しいオムライス。