2012年4月25日水曜日

日本みつばちの分蜂とは

 天気:晴れのち曇り
みつばちの世界は不思議な世界だ。自然と共生して、ひたすらに女王蜂を中心に子孫をつなぐ 。天敵のススメバチ、スムシと闘い、暑い夏、寒い冬にも群れ組織で克服をしてゆくのだ。その絆力は、他の生物の比ではない。
分蜂は群れ 組織が大きくなりすぎて、新しい女王蜂を育てて分家するのという、春の習性だ。近所で日本みつばちを養っている人が、今朝早くに、興奮気味にみつばちが分蜂したと報告に来た。2軒も隣の軒下に蜂球がついたらしい。もう一人、日本みつばちの生活をブログで詳しく書かれている方も、昨日分蜂をしているが、分蜂板には付かなく行方不明となっている。
自然と共生して、自然と相談しながら生きている日本みつばちの分蜂の行動は、人間の思いのようにはならない。自然を理解して、みつばちを見守り、分蜂を助けるのだと妻は言う。分蜂で「捕獲」という言葉を使う人がいるが、捕獲しようとすれば みつばちは当然逃げる。分蜂した日本みつばちは、人に養われなくても自然尾の中で生きる能力は充分備えている(西洋ミツバチは生きられないが)。
自然と共生しているみつばちの世界を、人間はなかなか理解できないが、自然と共生しない、自然を破壊している人間の世界を、日本みつばちも理解できないだろう。
*近所の八重さくらが満開だ

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