2015年4月9日木曜日

分蜂トライアル

天気:晴れ

養蜂家にとっては分蜂のこの時期には、血がさわぐ。
近くに住むSさんが様子うかがいでやって来た。Sさんは昨年の秋に逃避ばちを取り込み、越冬をしている。その巣群が分蜂するのだが、楽しみなのだ。寄ってみると、匹数はちょっと少ないが元気だった。しかし、色の黒い老ハチが多く、新バチが少ない。
楽しみにしている彼には申し訳ないが、分蜂はかなり遅くなるだろう。
今日にも分蜂の可能性がある果樹園の巣箱では、午前と午後に各1回、分蜂の兆候があった。
写真下のように、十数匹もオス蜂が巣門で羽を震わせて、女王蜂に分蜂を促す。それに誘われて働き蜂がドーッと出てくる。
分蜂の時には1万匹以上のミツバチが出て、巣の上空を群をなして飛びあがる。壮大な自然の営みだ。そのあとは、一旦集合して(蜂球)から、探索バチが見つけた新住み処に、いっせいに移動する。
話を戻そう。果樹園のハチはかなりその気になったのだが、少し寒く風が強くて、決断には至らなかった。
明日は雨の為、11日(土)12日(日)は風が弱ければ、分蜂日和となるだろう。



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