2013年5月16日木曜日

ミツバチの危機

天気:晴れ(北西の風が強い)
農学部のK君から連絡があり、ミツバチの状態がおかしいと言う。ミツバチを研究したいと言うので、4月25日に分蜂した今季最大の群を差し上げた。巣箱の中を内観してみると、すでに大きな5層の巣を作っていて、蜂球は巣門の近くまで来ている。しかし、よく見てみると、本来天板から巣を作り始めるのだが、この巣箱では最上の3層には全くなく2層の側面と巣落ち防止棒に作っているようだ。ハチの先生にTEL連絡をすると、”側面につくる理由は判らないが、天板に巣を作っていないと巣はほぼ滅亡する”との回答だった。・・・K君の研究もここまでか。
K君と相談して、一か八かで2層と3層を入れ替える事にして、午後19時半に再度集合した。天板を外して、中を覗くと予想通りで3層には全く巣はない。天板をチェックすると、なんと青黒いカビが発生していた。30日の雨が染み込んでカビが発生して、ミツバチがそれを嫌ったようだ。次女の夫に予備の天板を急遽持って来てもらい取り替えて、2層と3層を置き換えた。思ったより巣が大きくて傷を付けてしまったが、何とか収まった。
・・・さて、もう2~3日間様子を見るが、巣として成長する確率は30%程度か。

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