毎年、妻の実家から熊本八代産の晩白柚が送られてくる。今年も立派な、直径17cm重さ1.2kgの晩白柚が届いた。水分が多く、晩生品種で甘い。1個あれば、家族中がおなか一杯になる。しかし、必ず、皮を使って「シロップ漬」を作る。その為に、皮を剥くときは慎重に、巾2cmで包丁で深く切り目を入れてから剥く。
皮の白いわた部分は取り除いて、ピラーで外の皮を削る。大きな鍋で、2回湯でこぼしをしてアクを抜く。2回目には水に浸してから、手でしっかり絞りざるにあげる。その間にシロップ液を作る。シロップ液は200gの水に砂糖420gを溶かして温める。そこに、絞った皮を入れて温め、シロップ液を含ませる。液が少なくなったら、今度は鍋のまま冷まして含ませる。冷えたら、バットに上げて、砂糖をふるってかける。後は、天日干しをして乾燥させる。表面が乾いてきたら、仕上げの砂糖を篩いかける。
4日ほど、乾燥すると出来上がり。セロハン紙などで包むと、上品なお菓子が出来る。
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