天気:曇りのち晴れ
夏むきの掛け軸を探して、古物の箱の中を見てみる。1幅づつ軸を拡げてみる。なかに、聖徳太子の『十六歳孝養像』の掛け軸が出てきた。孝養像は父親の用明天皇の看病する聖徳太子を描いたものだ。山形米沢市の長命寺の掛け軸が有名だが、全国に模写を含めて数多くあるようだ。我が家の軸も、そのうちの一幅であろう。作者は読めないが、大正7年の作で、我が家の4代前の”惣十郎”の頃だ。しかし、前者の像と比較すると、あまりお上手ではなく、雑な描き方である。聖徳太子のお顔も丸みが無く、台座もお粗末である。(大河内)・・・でも、たまには床の間に掛けて、大事の保管していこう。
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