2015年10月1日木曜日

茶ーチャン危篤

 天気:晴れ
いよいよその時が来た。
茶ーチャン(本名:茶太郎)が老衰で、危篤状態だ。
2日前から全くエサも食べなくなり、猫のハウスに入ったままで、横になったままで動きもほとんどない。妻が看取っているが、時間も限られていて、明日の朝まで持たないようすだ。
思えば、福ちゃんより前だから14年前に、我が家に拾われてきたオス猫だ。茅ヶ崎から連れて来た「マロン」が家出して、まもなくだった。オス猫らしく気が荒く、喧嘩ばかりしていて、人にも咬みつく事もあったが、同居の福ちゃん、サオリの面倒はよくみる優しい所もみられた。
しかし、妻には実に最も面倒をかけた猫だ。背骨を骨折して動物病院では諦められたが、紹介された岐阜大学で大手術を受けて命をとり止めた。2週間も入院して10万円以上かかったが、生を得たときは夫婦で涙した。
レントゲンで見ると神経は繋がっているが背骨は折れたままで、その後も身障ネコで、前足と後ろ足が別々に走る。喧嘩による怪我はしょっちゅうで、その度に動物病院のお世話になっている。
今年の猛暑は老体に相当こたえ、それでも何とか生き延びていたが、ここに来て体力の消耗が激しく、静かに息を引き取ろうとしている。
ネコ一倍、妻に愛されて幸せな、悔いのない一生だった。

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