2018年10月11日木曜日

死を見つめ 丁寧に生きる

天気:曇り
樹木希林さんが亡くなった。
5年ほど前に余命を告げられた。しかし、この5年間はより一層、映画、TV、講演などで目にすることが多く、がん治療をしながら良く頑張っていた。死(デットライン)をみつめて、残された時間を十分活かし、最大限有効に丁寧に生き切ったようだ。

残りの時間でやりたい事に集中するには、とにかく無駄な事を棄てて、要らない物は省く事が重要だ。伊勢のロケ中にうどん屋の女将が、記念の半纏をあげようとしていたが、彼女は要らないと固辞した。残りの時間で使わないものは要らないのだ。
老人クラブのメンバーでも、『あと5年、10年生きられるかな』と言いながら、漠然とした生き方しか出来ない。樹木さんの様までとは言わなくても、与えられた時間を大事に生きたいものだ。

*柿が熟してきた。

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