2週間振りなのに、野良猫たんたんは妻にすり寄る。その期間中の1週間はえさを食べにも来ない事もあった。妻が帰る2日前から来るようになっていた。にゃ〜ご、ごろ、ゴロ、ワン、ワン。お腹を出して仰向けになり、擦れと要求する。そして妻の腕の中へ。そしてかっての日常に戻った。
野良猫といえども、妻を忘れない。Why? 顔?、匂い?、動き?、声?
妻の名大病院の初診は10月2日 12:00からになった。
茅ヶ崎に住んでいた頃に、14歳の少年をホームステイ で受け入れた。27年後の今でも、彼にとって私達は日本のパパ、ママであり、3人の子どもたちは兄、姉、妹だ。結婚式にも招待されて参列し、それ以来だ。今は41歳、1児の父親で、家業の会社を経営していて今回は業務出張途中だ。
やはり不思議なもので、退院後は体が重かった妻が、改札口で元気に出迎え、昼食のなまずやでも、喫茶万葉人でも会話がはずむことこの上なし。ご両親をはじめご家族、自分の家族の息災なこと、また会社のことを尋ね、そして彼は私達の病症に付いて心配して尋ねる。親子のような会話はあっという間の4時間だった。私達にとって会うのはこれが最後だろうと思っていたが、別れにハグして耳元で呟く『またすぐに会いに来ますよ』の言葉に胸がつまる。
さつまいもの初堀りをする。今年のさつまいもは、人気の「紅はるか」。今までは妻の好みでホクホクタイプだったが、今年は焼き芋にピッタリねっとりタイプだ。長さ15センチ、太さ5、6センチが丁度良い。しかし、素人の栽培では規格どおりでなく、大小いろいろで、曲がったりして形も不揃いだ。
天気:雨のち曇り
今日午前9時半より。主治医より相談があるのですぐ来てくれとの連絡あり〜その報告をします。(携帯では打ち込み作業が大変で、ブログバージョンを利用します。)
昨日行った造影CTの結果:喀血の原因である血管はメインの気管支動脈でなくで(気管支動脈は詰まったまま)2番、3番動脈である肋間動脈などの動脈から浸潤している。結果、この動脈のカテーテル施術は、担当する西病院放射線科では出来ない。
この手術を行うとすれば、西尾張広域連合で出来る病院を探し(名大か名市になる可能性大)、紹介書を出して、この医療を移管する。診察、西病院同様の検査、手術の可能性の検討、入院しての施術の流れになり2,3ヶ月掛かるかも知れない。なお全て保険対応可能。時期については、今回進めるか、様子を見て喀血が酷ける時にするか。
手術をしないで現在の対処療法の選択肢もあるが、増悪期間の変化は有るが、治療としては2週間入院で緑膿菌を抗生剤点滴となる。
妻は積極的治療を望み、病院が受けて出来ないの可能性もあるものの、勧めたい意向だ。
問題点は名大にしても名市大にしても、当地からは遠隔地で、診察、検査期間(入院すれば良いが)に、どうして通院するという負担大だ。私が多少は背負う事が出来るが、全面的には無理(車は無理で当然電車乗り換えになる)で、即入院が絶対条件だ。問題点はこの一点と、後は妻の体力だけだ。
なお、検査したカビは発見できず、血痕あとの様で、カビでない可能性が大きい〜経過観察。
最後に2週間の今回のクールは完了したため、明日退院します。
施術の時間はちょうど30分。今回応援頂いた人(知人、故郷田浦の友人、子供、孫等数え切れない人)の名前を左手書いて、幸せな気持ちで施術を受けれたそうだ。直後は麻酔の影響で息をするのも苦しかったが、少しながら夕食も喉を通した。
施術後の主治医と話す。緑膿菌には標準治療が無く、抗生剤による対処療法だけだと言ってたが。今回偶然にも位置が解って、少しでも積極的治療として、傷んでいる部位にカテーテルによる施術を勧めてくれた。明日造影CTを撮り、外科医師に可能性について判断を仰ぐ。
カテーテルは反対すると思いながら病室に戻り、ぼちぼちと話す。豈図らんや、妻はカテーテル施術をやるというのだ。対処方法しかないまま退院し1,2週間で再入院して、周り(私の事)に負担を背負わせることになるが、軽くなるなら少しでも軽くしたいというのだ。標準治療ではないから100%ではないが、妻の強い意思を主治医に伝えた。
全国の妻の友人、知人の皆さん!ありがとうございます! 皆さんのお言葉で、妻は真剣に自分の病気に向き合って、前へ、前へ進めようとしています。完治して皆さんと楽しい時間を過ごせるのを夢見て・・・。
*明日の退院を予定して牛乳かんてんケーキを作ったが、良い徒労に終わった。
前のおばあさんがさつまいもを焼いて呉れた。直径3センチで小さい〜しょぼい!。大体この地では、さつまいもの収穫は10月下旬で1ヶ月も早い。さつまいもの好きな人(たいてい栽培する)は、さつまいもが恋しくて、恋しくて、一日千秋の思いだ。先日(9/17)の中秋の名月<一五夜>は芋名月との別名だが、芋は芋でも里芋を飾る。因みに、豆名月<一三夜>は、10/15です。すすきと13個の団子を飾りましょう。
一人生活の食事はどうしても、魚中心になる。料理が簡単で、使う器具も少なくて済むからだ。尚且つ、二日は食べられて、二日目の方が美味しい。今日はぶり大根だ。
夕食は自炊を用意していたが、無理。何も無理で横になる。今朝、体力・気力もうせて横になる。
こんな時の朝食・食事はどうする。冷蔵庫をみても、こんな時に適当な食べ物がない。作るにもアイデアがない。午後次女がダカラとカロリーメイトを持ってきてくれた。やっと気力が蘇る。
高齢者、一人生活には、災害だけではなく、どんなときにも非常事態の備えが要る。
今年の栗には虫喰いが少ない。粒も大きい。
茹でるか?蒸すか? 茹でると加えた塩で、栗が甘くなる。だから、妻はいつも茹でる。それでは今日は蒸してみよう。
しかし、これだけ一人で食べたら夕食はいらないか。
もうひとつのカビ菌は、痰、レントゲン、CTの検査でカビの存在・種類を特定するのだが、現段階では分からない。25日(水)にカメラを鼻から入れて、緑膿菌とカビ菌の場所・種類の特定して、カメラに付随している洗浄器を稼働する予定。少しでも良くなるならと、いやいやながら妻も了承した。妻に応援をお願いします。
ナスの収穫〜3本しか栽培してないのに絶好調、一人で消費するには多すぎる。昨日はナスとゴーヤの味噌炒め。今日は麻婆なすのカレー味で一気に消化を目指す。
妻は「こんな時も感謝して、時を待つ」と諭す。365日の紙飛行機では、「思い通りにならない日は、あした頑張ろう」だ。
明日(17日)の徹子の部屋で、宮川大助・花子出演で花子さんの「多発性骨髄腫」の闘病生活を語られる。余命1週間(?)、8箇所に腫瘍(?)等が語られる。
「明日の朝草刈りを手伝わせてもらうから、無理しないで!」「隣同士で助け合って」の言葉に、ふ〜と心が動かされて「お願いします」と。
妻の言葉。「弱い者は強がらずに、助けてもらいましょう。後は感謝申し上げて伝えましょう」最近は、自分一人でどうあがいても、どうにもならない事が多い〜「助けて」と言う勇気がいる
今回の抗がん剤治療は、投薬二種類と皮下注射との組み合わせだ。投薬一種類と皮下注射は週一回で病院でする。もう一種類の投薬(抗がん剤)は、21日間 毎日自宅で飲む。
2週間の予定だが、前回の繰り返しの対処療法ではなく、今回は本人は嫌がっていた積極的治療でカメラ、内視鏡手術などの外科の治療もする予定。本人は覚悟を決めたというが、彼女も人の子、3割程は踏ん切りの付かない所もあります。あと、ほんの少し腰を押してくれたらと・・・。
そうそう、私は今日退院しました。お世話になった皆様に御礼申し上げます。
昨日自分で病院に行き17日からの入院を決めてきた。その昨夜喀血をして、マニュアル通り自分で救急車を呼び入院セットを持ってN病院に緊急搬送された。しかしマニュアル通りにいかないのが大病院(?)の対応で、そのまま帰されました。結局のところ今日再度病院に行き、主治医の診察で、上記の内容で入院に至りました。「断らない病院」と言う病院らしいが、現場の最前線はこれで良いのか?
今回私が間に合わなかった分、送り迎えは次女が、また長男、長女、愛孫がビデオ通話や動画を送って元気付けてくれました。感謝! 妻とはすれ違い生活がまた始まリます。
入院中2回目のランドリー〜今日は2台の洗濯機が動いていた。
妻が17日より2週間予定で、2回目の入院〜単身生活がまた始まる。
入院生活は横になる機会が多くついつい寝てしまうが、昼間は起きていて夜は寝るという人間の習性を保たなくてはダメだ〜其の為には薬の力を借りても。と、薬剤師の先生は言う。でも隣の人のいびきで眠れないときは?
オレンジ:一宮市役所 緑:一宮駅 ピンク:真清田神社
医師も看護師も、パート、アルバイトのスタッフも少なく、治療もなく、平日以上にやることもなくヒマ。2年前に参加した古文書講座の資料を持ってきた。10分も見ていると眠くなる。
トレイの名前シールには「生禁」との表示が・・・。治療抗がん剤治療中の人は免疫機能が低下しているので、感染予防のため生ものはたべられない。刺身、皮の薄いフルーツ、生卵、レア肉等。
でも下のコンビニでバナナを買って食べている。
左人差し指の第一関節がまがらない。かなり前からだ。生活には問題なかったが、ウクレレで弦を押えるには支障をきたす。指を立てられないので、他の弦に触れてしまう。関節周りのマッサージを、と教えて頂く。齢とともに筋肉が固まって動かないところが多くなる。
それとも田舎まで投資出来ない?
今日から抗がん剤治療が始まる。と言っても今回は皮下注射と投薬で、体には負担が少ない。
まずは口腔外科で副作用の出る可能性のある歯や歯茎のチェックと掃除で準備。レナデックス(ステロイド)5錠をのむ。今度は、病室でボルテゾミブ(ベルケイド)の皮下注射を〜1,3mgか?〜研修医が。レナリドミドは鍵のかかる豪勢なバックの中に入れて運ばれる。看護師の前で開き5mg入のカプセル2個(¥7746)を取り出してのむ〜この薬は21日間、同量飲む。なお、皮下注射のボルとレナデックスは週1回だ。これだけ!簡単だろう!
午後は風呂にゆっくり入りリラックスする。副作用は写真の通りだが、まだ大丈夫だ。治療に慣れて副作用に耐えれれば家に帰れる。
エッ!!! 脱毛もあるの?〜もうかなり脱毛してるのにかなり。
入院しました。6階で窓側で見晴らしは良いが暑い。着くなり血液検査、心電図、心エコー、レントゲンと検査。
前回撮った全身CTで骨病変の広がりはなく、先日の頭部だけだった。今日の検査にも大きな変化なしでした。だが、35回もねばったダラキューロは限界で、今回治療方法の変更を、余儀なくされた。今回はRVDーLITEという治療で、皮下注射ボルテゾミブ(ベルケイド)+レナデックス(ステロイド薬)+レナリドミド薬の組み合わせによる治療で当面1回/週です。ボルとレナは抗がん剤で当然副作用があるようです〜少なければよいが。
明日から治療が始まり10日〜2週間入院で様子見て、週1回の通院は厳しいが4年前も通っていたので、頑張るしかない。
妻の症状が心配だ。内向きな性格はメンタル的に弱く、一人生活には馴染めない。ストイックな性格でもない。多分料理もしないから一人用冷凍食品を購入した。本当は入院していれば一番安心だと、何かあれば救急車で行って入院できるよう準備はした。(写真下)あとは自分で頑張って欲しいと思うばかりである。メール友達も多くて、励まして頂けるのも有り難い〜宜しくお願い致します。