2024年10月3日木曜日

やはり、大学病院は違う! ②

天気:雨

妻はN病院の紹介状で名大医学部付属病院へ行くことになった。紹介状にはN病院での膨大な資料や情報がCDやDVDに詰め込まれていた。診察前に短時間で医師が読み込むのは不可能と思うが、胸部レントゲン、造影CTなどでポイントを把握して診察だろう。しかし、名大病院がN病院の下請けではないので、N病院の要請のまま実施する訳がなく、また私達もそれ以上を期待する。

N病院の要請は、喀血の止血を目的としたカテーテル施術がN病院では技術的に不可能なための代りの執行だった。それは根本的原因の緑膿菌、その他のカビ菌の治療にはならない、対処療法の一つに過ぎない〜それは理解している。そこにどっこい、名大 長谷医師(講師)は課題(研究課題)を指摘した。そして白紙から患者(妻)に向き合い、病症ヒアリング、造影CT、血液検査も病院独自方法で実施して、1週間で関連部署と協議し包括的に方針を決めるという。今日した造影CTの造影液点滴はN病院とは全く異なり量が多く、血液検査も過去にない7本も採取した。(妻談)

診察時に、根本原因の部位の切除の可能性についても説明があった。今までの範疇では考えられなかった提案に、私達は思わずギクッとなった。先生たちには肺がん等で慣れた言葉かもしれないが・・・。今回は切除について詳しい説明はなかったが、切除をしないリスク(対処療法を繰り返す)と比較して、切除のリスク、切除後の副作用リスクも考えなくてはならない。

手術が成功して、副作用リスクもなく、喀血等の病症もなくなれば切除を選ぶが。

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