2010年5月18日火曜日

ハチの役割分担

天気:晴れ
”女王蜂は、ティアラをつけて女王マントを着てるのかな?”等などつぶやきながら、妻はハチの巣箱に通い詰めている。働き蜂はけなげに、蜜でパンパンになったお腹をかかえ、また、大きな花粉をまるめ後ろ足で抱えて帰ってくる。大きなお腹は入り口がぎりぎりだ。出入り口をよく見ると、頭の黒い少し大きなハチが外に出ようともがいて、花粉を持ち込むハチの邪魔に(写真:右すみ)・・・雄ハチだ。ハチの社会は女の世界で、最高権力者の一匹の女王蜂はもちろんのこと、働き蜂はすべて雌だ。雄ハチは巣では役目はなく、外に出て他の処女女王蜂と交尾して死んでゆく。たとえ巣に残っていても、時期が来ると外に追い出され餓死する運命だ。一方、集められた蜜と花粉は、巣の中で貯蔵担当の働き蜂によって、幼ハチに与えられる。 役割を知り、妻が言う~『ハチに生まれなくてよかった』。

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