あさの情報番組「いっぷく」で、LIVEでJR九州のクルーズ・トレイン『ななつぼし』を特集していた。
『ななつぼし』の客車の中には、人間国宝、第14代柿右衛門の強い思い入れが多い。オール九州で作り上げた『ななつぼし』に、九州の陶器の代表の有田焼を使う事に余命をかけ、『ななつぼし』の客車の至る箇所にオリジナルの陶製品を作った。残念ながら、開業4ヶ月前の昨年6月15日に亡くなった。
我が家には、1995年に 妻と有田を旅した時に 柿右衛門窯を訪れて購入したコーヒーカップが一客ある。濁手の菊鳥文も美しいが、コーヒーを飲む時の持手のフィット感、唇にふれるカップ縁の優しさはすばらしく、他の類ではない。ただ、このコーヒーカップを使った方は、20年近く経つが3人だけだ。
このコーヒーカップを購入した時は¥53000であったが、この機会に調べると、ネットでの最近の価格は¥216000と高騰していた。
今では、我が家の宝となってしまった。
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