2014年11月21日金曜日

小麦粉の暴騰②

天気:晴れ
選挙の餅(公約)はいつも絵で、食べられない。東北復興、原発、拉致、消費税、沖縄、議員定数、TPP等、やるべき事がすべて中途半端で終わっている。アベノミクスで皆さんの生活はどう変わりましたか?どのように評価すればよいのでしょうか?

”小麦粉の暴騰でパンが作れない”とTV情報番組で、主婦の方が言っていた。円安、消費税アップが原因であるが、政府による価格維持制度の規制がある事を、ご存知ですか?前提として~
①小麦の国産比率14% ②関税は254%で枠があるが自由化 
 ところが、日本の大商社は輸入しないので、94社の製粉業者は政府から買う。何故か~政府は当然無税で仕入れた小麦粉に、関税より安い手数料を載せて製粉業者に売り渡す。当然、関税100%の商社からは買わない。商社も輸入しない。手数料は、特別会計で850億円にもなる。こうして、自由化と言いながら、価格も量も政府に全てお抑えられている。そして、とっぷりとぬるま湯に浸かっているのが、製粉業者だ。
政府の手数料は国内比率14%しかない農業を守るという名目のさじ加減で決まる。高い手数料で作る麺、パスタ、ビスケットなども、結局海外メーカーより高くなり、価格をあわせる為にこちらにも関税をかける。恥じの上塗りのように・・・。
最後に全ての負担は、消費者にかかる。
TPPは規制緩和のチャンスだが、全く前に向かない。
写真上・・・我が家の千葉産落花生
写真下・・・我が家の黒落花生
 
*フライパンで7分程ローストとぱちぱちとはじく。はじき終わると火を止めて冷ます。

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