2012年1月21日土曜日

お寺の役員研修2012

天気:雨
昨年は厳寒の伽藍の中で、修行のような研修であった。私にとっては3年の最終年度の今年の研修は、町内のお寺さんで行われた。伽藍に8台のストーブを置き、12ヶ寺の責任役員、総代さんをお待ちしたが、昨年の研修が懲りたのか、80代のご老人が11人だけ(本来は60人)の参加であった。そもそも、何故にこんな寒い時期に研修なのか。内緒の話だが、実は、この日は本山への上納金(宗費)を名古屋教区を通じて支払う為の日でもある。宗費は門徒、檀家、町内から寄進されたものだ。教区の講師が、ついでにテキストの研修を行うことになっているのだ。そして今日の研修は、”お寺さんの役割”で、住職は宗教性、社会性を代表すると教えながら、現代に宗教が欠如しているらしい。
質問で、献花は生花ではなく造花ではダメか?気持ちがこもっていれば何でも良いとの回答を期待していたが、生花でないとダメと言う。生け花で枯れた花を使うとか、チベット仏教では花の命を断たない為造花だと反論しても、やはり生花だと言う。・・・誰が言い始めたのか知らないが、少なくとも釈迦如来でも親鸞でもないと思う研修であった。

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