2012年1月28日土曜日

”ハーブポット”の石窯

天気:晴れ(寒い)
”ハーブポット”:犬山市の、パンの手作り石窯のある ケーキとパンのお店だ。石窯作りの参考にと、妻と1時間のドライブをする。ケーキ教室の先生でもあるオーナーに、説明をしていただいた。
その窯はお店の店頭にあり、一層式のアーチ型で、窯内は縦80cm、横60cmだ。火床兼焼き床は耐火レンガを敷きしめ、窯の内側は耐火レンガ、外側には普通レンガと大谷石で保熱をいている。煙突はないが、裏側の壁面のレンガをひとつ外して空気の流れを作っている。鉄扉も含めて、この窯はご主人の手造り。ただ残念な事に、現在はこの窯が使われていない。営業用のパンを焼くためには、適温(250度~300度)を長時間確保する事が難しく、ガスのオーブンで焼いているとのことだ。直射熱ではなく、窯の予熱と輻射熱の遠赤外線を利用してパンを焼く為には、熱の確保の工夫がいるのだ。
しかし、店で購入したバケットは、生地が手ごねのしっかりとしたこしがある。イースト菌のパンだが、水分を多目に発酵状態が良く、大きな気泡がある。丁寧に作られたパンだ。

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