梨の花を見た事がありますか?
新緑の中の真っ白の花です。しかし、今の花は、薄い真綿に包まれたような 桃のような形の蕾です。 あの「豊水」「幸水」とはイメージが違う、ちょっと可憐な花は心和む。
2月上旬に果樹園に植えた梨が、早くも新芽を出して蕾が付いた。今年は実になれない蕾だが、花としては最上だ。
木々も成長するが、草も同様だ。果樹が負けないうちにと、午前中から草を刈り、さっぱりした。すると、果樹の花が目立ち、いっそう輝く。
梨と同じ日に植えた「白鳳」(桃)が、木の背は同じなのに一人前の花を付けている。桃の花は開花してもピンク色のままだ。
サンタローザは満開で、たまに吹くそよ風に花びらが落ちてくる。そして替わって新緑の葉が目立つ。今がそのバランスが一番良い。
今日の果樹園でもっとも輝きを放っているのが、ゆすら梅だ。普通は、場所を取らないように縦に伸ばすが、我が家のゆすら梅は低く、横に張っている。葉芽はなく、白い小さな花が枝にびっしりと付いている。白い実を沢山実らせてくれるが、ゆすら梅がもっともかがやく時は、この花の時期かもしれない。
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