2016年11月10日木曜日

トランプショックとテロは同じ

天気:晴れのち曇り
昨日から報道番組はトランプショックで持ちきり。日本政府も日本のメディアもトランプ当選のショックを隠しきれない。
木村太郎と私だけがこの結果を予想していた。木村太郎は「勘」だと言っているが、根拠はあり充分予想できた。
今、世界中(特に先進国)は資本主義が先鋭化されて、格差が広がりすぎる状況で、どの国も閉塞感が漂っている。とくにかくも、現状をブッ壊して(現状否定)、全てをリセットしなければ生きる希望をもてない。一部の富裕層を除いて、大部分の人はこんな気持ちだから、数で決まる選挙では当然の結果となる。
英国のユーロ離脱も同様の状況での国民投票だから、現状否定の数が勝る。見方によっては、ISや、日本で起こる「誰でもよかった殺人」も同様かもしれない。そして、ショックが大きいのは、いかに政府やメディアが一部の人だけの物で、大多数の国民の顔や意見に向いていないかの証だ。
日本の政府、官僚、企業もそのことに早く気付かないと、テロなど取り返しの付かないことになるだろう。

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