30日は忙しい!妻も、私もてんてこ舞い!
やっと今、長いもの白煮が出来たばかりだ。
朝から一番は「田作り」だが、普通であれば魚を炒って、調味液に絡ませればよいが、我が家では同時に、和くるみと自家栽培の黒落花生が入る。両方とも、レンジでローストして香りを出して絡ませる。
次は、餅を作る。昨夜から浸水したもち米を蒸して、パンミキサーで練る。15分のあれば出来上がりだ。もち米500gを2回作る。1回目は変形だが「鏡もち」、2回目は次女親子を招いて、きなこ餅とつぶ餡餅で食べてしまった。・・・おせち料理も作りながらの、ツマミ食いが良い。
それ以外は、天日干ししていたゆず巻き大根を、瓶に入れて酢漬けをする。
妻も頑張っている。菜園に行き金柑を取って来て甘露煮を作り、昆布巻を作って煮込んでいる。昆布巻の干瓢は当然ながら自家栽培で作った、最高の干瓢だ。
私の次は栗きんとんだ。自家製のさつまいもを茹で、裏ごしをして、砂糖を加えて煉って、栗を加える。時間があれば、先日できたりんごカンをうめ型に抜く。そして長いもを、6角形の亀甲形に細工をして皮を剥く。
妻は、塩抜きされた数の子の皮を剥き味付け、たたき牛蒡を作りながら、高野豆腐の味付けをしている。しいたけを戻して筑前煮の準備をしながら、鯛の昆布〆を作っている。
今では、おせち料理は、詰め合わせで買う事が多いか、単品で出来上がり品を買って、重箱に詰めるのがほとんどで、自宅で作られる事が少なくなっている。
かっての我が家もそうであったが、妻が懐石料理などの本格的な和食を勉強をしたり、器にも興味が出てくると、既製の味では物足りなく、我が家の味のおせち料理が欠かせない。作る楽しみも、毎年、少しづつ変化して膨らんでゆく。・・・今年、我が家で作るおせち料理は17品にもなる。そして、この伝統的な料理が、時間の余裕が出来た時の子供たちに、引き継がれたら良いのだが。