2013年1月13日日曜日

押し寿司

天気:晴れのち雨
正月明けのTVの特集で自家製おせち料理の紹介をしていた。その中で、大勢のお客様への「押しすし」があり、昔ながらの押し寿司器を使っていた。昭和30年~40年代には、まだ母親に作ってもらって食べていたような気がする。大判の押し寿司で、当時は家族の人数が多く、沢山作っていた。生魚の流通がなく材料として使われるのは少なく、酢の魚か、川魚の佃煮、そして卵そぼろ、鶏肉そぼろ、でんふ、酢れんこん、かんひょう等を、斜めに綺麗に並べて、はらんを敷いて、押して作ってあった記憶が懐かしい。いつから、無くなってしまったのか?
大抵の古い家には、この大判の押しすし器があった。別棟の倉庫のをさがしてみると、新聞紙に包んで 保管してあった。さっそく、洗って天日干しをして、使えるようにしたが、さてはて何を、どのように作ったら良いのか?
基本は、酢めしのようだ。そして 岡山の祭りちらし、京都の焼き鯖も良いな。小田原のあじすし、富山の鱒寿司、若狭の小鯛も良い。・・・すべて、押し寿司だ。

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