2013年8月27日火曜日

天敵:メンガタスズメ

天気:晴れ
日本みつばちには天敵が沢山いる。直接ミツバチを食べる天敵としては、シオヤアブ、カマキリ、つばめ、カエル等がいる。
養蜂家に、それより嫌われる3大天敵は、スズメバチ、スムシ、メンガタスズメだ。スズメバチは今までも出てきたが、コガタスズメバチ、キイロスズメバチ、そしてオオスズメバチだ。昨年現れたオオスズメバチは巣を全滅しかねない。スムシはハチノスツツリガの幼虫だ。蜂蜜と花粉が大好きで、1週間で大きくなり巣を全滅する。
 「びわ」の巣箱の巣門で蛾がバタバタしている。来たな!メンガタスズメだ。先月末から新しいミツバチも飛び始め安心していたが、天敵:メンガタスズメに襲われた。今日はハチの数が少ないなと思っていたら、こいつが1匹、巣門で暴れているし、巣箱の中を見ると4匹の死骸が転がっている(写真上)。アブラゼミほどの大きさで、警戒時は、ギー・ギーとびっくりするほど大きな声で鳴く。長い口吻で蜜を吸い取る。頭に面型をつけている(写真下~拡大可)。4つの死骸は、ミツバチの逆襲で蜂球で殺したものだ。被害は? 内部の写真を撮ると、かなりの蜜を吸われて、巣がガサガサになっている(写真中)。夕方から深夜にかけて活動するそうだが、巣門も6ミリほどで、スズメバチ用ネットをつけているのに、どのように巣箱に侵入するのだろう?対策はとりあえず、ネズミ取り用粘着シートを巣箱の近くに設置する。

ミツバチの群れが大きくて強ければ、スムシも小さい時に撃退出来るし、メンガタスズメにも逆襲できるが、弱ってくると危機だ。


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