2009年10月13日火曜日

秋のにおい

天気:晴れ
やわらかな秋の日差しを感じながら、やさしい風が頬を流れる。秋、真っ只中! 都会では失われた季節のにおいを、田舎では昔のまま感じる。黄金色になった稲穂とわらの新鮮なにおいは、これから収穫される新米の香りでもある。今はほとんどの稲田がコンバインでいっきに玄米になってしまうのだが、一部の農家で、手で稲を刈って、はさ杭にかけて乾燥する光景をみた。かけられた稲はいっぱいの稲穂をつけて、より一層強いにおいを、漂わせている。・・・・さらに、秋のにおいを捜して歩いてみると、わずかに キンモクセイの香りが漂う。満開はもう少し先か。菜園に戻ると、においが一杯ある。当然だが、バジル、セージ、フェンネルがぷんぷんと。しかし、今、最も失われたのは、自然のにおいとそれを感じる気持ちか。

2 件のコメント:

ハウス さんのコメント...

今朝金木犀の香りに秋を感じたばかりです。

自然もですが、野性的に生きている私は冬に向けて脂肪を溜め込もうとする本能が・・・。

秋生まれの私は初めて吸った空気を覚えていて、この季節には一層の郷愁を感じます。ア~長く生きました・・(笑)

雨の日のパン屋さん さんのコメント...

秋は匂いだけでなく、色も楽しませてくれます。紅葉はもちろん、夕焼けの素晴らしさも秋さながら。どこかに、郷愁を感じるものが残っているのもですね。感じる気持ちがあれば!・・・還暦、ご苦労様でした。これから先も長い40年も、50年もが待っています。そんな意味では還暦はゼロからのスタートラインに立ったばかりですね。