2011年12月14日水曜日

東日本大震災後9ヶ月

天気:曇り時々晴れ
震災後9ヶ月が経過。福島原発事故で立ち入り禁止になっている「警戒区域」内で、生活をしている人がいる。勿論、違法だが。特に、20km以内の警戒区域の富岡町に、4月から独りきりで暮らしている男性がいる。富岡町は、震災前15000人の住民が暮らしていて、山や海の自然が多い一方、JRの駅もあり、スーパー、ゴルフ場もある町であったが、今は、彼一人と町内にさまよう犬、ねこ、ダチョウ、400匹の牛がすんでいるだけだ。もちろん電気、水道等のはライフラインは寸断されている。しかし、彼らはもう8ヶ月も過ごしている。
現代文明の力のない陸の無人島で、人は本当に生きられるのか?
もしかしたら人が生きるには、本当は何も要らないのかもしれない。電気も、水道も、ガスも、TV・新聞もお金も、車も、職業も、宗教も・・・何も要らなくても生きられるかも知れない。身の回りに自然があり、天の恵みさえあれば、大丈夫なような気がする。
ふと、部屋から外をみると、どうだんつつじの紅葉が美しい!

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