2012年2月14日火曜日

石窯計画⑧石窯の形

天気:雨
石窯計画③~⑤で窯の構造は2層式が良いと決めていた。2層式は連続燃焼(追い炊き)が出来る事と、見栄えが良いからだ。図面上の機能的には、確かに2層式が良いのだが、実際は2層式はその機能が果たされていないことが判った。パンやピツァの専業仕様は別として、素人の窯で重要なのは、①如何に早く、石窯の石を熱くするか ②如何に長く、熱くした石の温度を保持するのか の2点である。石を400度から500度まで熱するには4時間も薪をたき続けなければならない。まして、下段から焼き床を熱するのはほぼ不可能だ。構造的には窯の中の体積は許す限り、小さくする必要がある。パンやピツァの焼く面積をとるには、高さを低くするために2層などは考えられない。また、温度を保持するためには、熱くした石を冷たい空気にさらさない事のようだ。グルマンの石窯はドイツ製だが単層式で天井も低くしている。・・・再度、図面を引きなおそう。

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