稲刈りが真最中、とは言っても、ほとんどがコンバインで 昔ながらの稲刈り はさ掛けをしている農家は36軒中4軒しかない。
しかし、同じ様に作られている米穀だが、目に見えない仕切り線がある。価格維持の為の減反政策に替わって、民主党政権では「戸別保証制度」をとっている。米穀は生産調整をして、加工米(お菓子、餅等)や飼料米の拡大、米以外の農産物の生産をする事によって、米価格の価格維持、農業の従事者の確保、食料自給率のアップを企てている。その施策に政府から補助金を出している。加工米の生産には10a当り20000円、飼料米80000円、大豆、麦には35000円だ。結果価格維持だけは維持できているが、それ以外は伴っていない。日本の農業は零細が多く10a単位の政策はほとんど適用されず、補助金はJAや一部の大規模農家にしか使われていない。まして、JAに、米の生産量調整、加工米、飼料米、麦 大豆の 販売ルートを独占されていて、補助金はJAに丸かかえされているだけだ。今年は豊作にもかかわらず、新米の価格は昨年より高く、加工米は量が不足して価格が高く、飼料米はJA関係の大規模農家しか作らない。
・・・実際には、農家にしても、消費者にしても、全くご利益のない政策なのだ。
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