2012年10月27日土曜日

ゴールデンヨット

天気:晴れ
土曜日なのにパンが焼けない。小麦粉が不足していたのに発注が遅れて、入荷がお昼になってしまった為だ。
我が家の石窯パンでは、2種類の小麦粉を使っている。食パンなどの普通のパンは日粉の「ゴールデンヨット」を、フランスパン系のパンには日清の「リスドール」を使っている。両方とも、パン作りの先生に薦められた銘柄で、それからずっと使っている。食材の問屋さんから買ったこともあるが、今はネットで購入している。
パン作りには、いろいろな小麦粉が使われる。スーパーで買える強力粉は日清「カメリア」しかない。また、一部のパン教室では高価な国産「ハルユタカ」や「春よ恋」等を推奨している。小麦粉の価格は農政を含めて複雑だ。農家には10a当り35000円の奨励金を出して、輸入小麦は政府が全量買取して、国産小麦粉の価格を見ながら製粉会社に売り渡している。そしてこの小麦粉は業務用と一般用との一物二価で取引され、一番割りを喰っているのが家庭でパンを作っている人だ。カメリアが1kg¥350もする理由だ。農家、政府、製粉会社、製パン会社などが税金を使って訳の分からないようになっている。HBの普及で家庭でパンを作る人が増えると、今度はもっと複雑な「米粉」を使えという。
・・・日本では安くて美味しいパンを作るは難しいようだ。

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