日本みつばちの越冬対策

天気：晴れ時々曇り（寒い）
 いよいよ日本全国が寒気に包まれ冬に突入。今日の最高気温は９℃で午後はどんどん気温が下がり、現在３℃だ。
日本みつばちは冬を感じる１１月になると、女王蜂は卵を産まなくなり、越冬体制に入る。その間は、冬を越すための蜜と花粉を必死にためる。
日本みつばちは７℃以下になると、活動を止めて巣箱から出てこない。今日は、一日中ミツバチの姿は見られない。日本みつばちの体温は３８．５度であり、蜂球を作って巣の温度を維持する。活動が少ない為、寿命も通常４０日だが、この時期は５ヶ月と長くなる。自然の蜂である日本みつばちは厳しい冬の越し方を知っているが、家畜化した西洋ミツバチは、人的に、温室に入れたり、暖かい南の地方に移動したりして、冬を越す。そうそう、アシナガバチやスズメバチは、女王蜂だけが生き残り、ひとり（一匹かな）で木や家の隙間などでじっとして春を待つ。
蜂にとって迷惑かもしれないが、飼い主として越冬する為に応援をする。巣箱全体を被い、さらに冷たい風を防ぐ為にビニールシートで包み、その外を稲わらをまく。中の巣箱の上には毛布をのせている。
日中の気温が１０℃以上となる３月が待ちどおしい。