2013年2月4日月曜日

押しすし

天気:雨
孫の翔君が言っていたように、押しすしに凝っている。現代は、にぎり寿司がほとんどだが、昔は、魚の流通が少なかったこの地では、寿司と言えば、押しすしであり、箱寿司だった。基本は酢飯で、具は、生の魚はなく佃煮や酢〆、干物で、野菜は季節のものを使っていた。ちらし寿司などに使われる、れんこんや、キヌサヤ、ほうれん草など等、何でも。漬物でもOKだ。そして、卵やさくら田夫は欠かせられない。

箱寿司は1枚で約1合半で、3人家族の我が家では、ちょうど良い。半世紀前に、母や祖母が箱寿司を4枚、5枚と作っていたが、冠婚葬祭のあるたびに作って、ふるまっていたのだろう。
先日は、九州から鯛のみりん干しが送ってきたので、早速、押し寿司を作った。押す力加減が微妙に味に影響する。2回目は、翔君の誕生日に、チラシ寿司の押しすしだ。今日は、焼き鯖の押しすしを作る。鯖は3枚下ろしが良い、毛抜きで骨を抜く。振り塩をして、背中部分から焼く。
牛乳パックを縦半分に切ってラップを敷き、約1合分の酢めしをつめる。半分の牛乳パックで蓋をして、輪ゴムで抑える。その上に重石の皿を置く。
切るときは、ラップをしたまま切ると良い。

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