2013年2月8日金曜日

外郎売り

 天気:曇り(寒い)
昨日に続いて、ういろう小話だ。
「外郎売」は、先日なくなった市川団十郎の、歌舞伎十八番の演目のひとつだ。『拙者親方と申すは・・・・・』の口上は、役者、アナウンサーの方の早口言葉の練習にも使われる。でてくるういろうは、小田原の外郎薬だが、江戸時代の話だ。
それとは別に、昭和30年代の当地には、自転車による「外郎売り」が来ていた。『ういろ~え、ういろ』との売り声で、自転車の荷台に外郎を入れた蒸篭を積んでやって来た。白、黒糖、桜、抹茶の大きな三角形のういろうがあり、白い木の敷き皮で包んでくれた。価格はおぼろげだが5円か10円位であっただろうか。
昨日に続いて、外郎を作る。ひとつはコーヒー味で、インスタント・コーヒー(大1)を小麦粉に混ぜて作る。懐かしい味だ。もうひとつは、レモングラス味だ。菜園で収穫したレモングラスでハーブティーを作り、300ccを水の代わりに入れる。香りは薄いが、わずかにレモングラスが匂う。思ったより美味しく、4種類の中では一番美味しいか。
 *なお、生地が少し柔らかいために、500Wで30秒長くして、7分30秒とした。この方が良いかも知れない。

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