天気:晴れ
黙祷・・・・・・・。
午後2時46分、東北を向き、妻と1分間の黙祷をする。TVでは、国立劇場での追悼式典が映し出されている。天皇・皇后両陛下が出席され、この2年間の関係者への感謝の気持ちと今後の祈念の言葉を頂く。
1年目は、被災者とともに震災・津波・原発事故の悲惨な現実と悲しみを共有し、『絆』の下に復旧・復興を目指してきた。現状を知らない私たちにとっては、2年間続く悲しい思い出であるが、被災者にとっては複雑のようだ。「家族に乾杯の!」の鶴瓶やアナウンサーが被災をされた方に接する時に気を使っているのは、当時の話を尋ねるて悲しさと恐かった事を思い出し涙される事だ。日ごろの生活の中では、家族や地元の人と大震災のことを話する事はめったになく、むしろお互いで忘れようと考えている。失った全てのもの、全ての事を忘れないと、毎日を生きて将来を生きてはいけないからだ。胸に悲しみじっと抱きながら
・・・「あの日の事を忘れて 思い出し」
それでも、今日一日は悲しい。
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