2011年8月1日月曜日

稲作の現状

天気:晴れ
田んぼの稲の緑が、時々吹く風にゆらゆらと揺れる。この地方の農家はほとんどが兼業で、なおかつ平均1、5反歩と零細だ。当然、後継者もいなく、専業者に生産委託をする。委託の形態はいろいろだ。①賃料無料で田を貸し、生産米も受け取らない。②生産コストを払い、生産米を受け取る。③1部の作業を有料で委託して、自分で米を生産する。~ほとんどが①か②の委託で、③は10%の、知識、経験、農機具のある農家だ。しかし、②の委託する生産コストは一反当たり、¥82000と高く、かつ、肥料、草取りは別料金だ。昨年は猛暑で不作、反収5俵前後で売値では¥50000であった。業者への支払いの方が多く、一反あたり三万円の赤字となった。スーパーで米を買うことに比べれば安いが・・・。我が家にも、①の田を20アールほど保有していて、自家消費の米だけでも作りたいが、知識も、経験も、農機具も、高額な農機具を買う金もないため、残念ながら不可能だ。

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