2011年8月16日火曜日

戒名(法名)

天気:曇り一時雨
最近、派手な葬儀から 故人のを家族で偲んでおくる家族葬への変化が著しい。そんな中で戒名(浄土真宗では法名と言う)を含め、僧侶へのお布施(謝礼)が、話題となっている。先日も秋葉原で仏教協会主催のシンポでも意見が分かれている。戒名は「仏教の教えを守り誓約をたて、僧侶になって授かる物で死後のおくり名としては必要ない」と「仏教的な葬儀には必要」など、僧侶の中でも意見は分かれている。僧侶が悩んでいる内に、現実では葬儀屋と相談して『俗名』での葬儀に変わっている。葬式の僧侶への謝礼も不明確になってきた。そもそも戒名代を含めた謝礼は「お布施」で、サービスの代価ではなく領収書も書けないのだ。だから公的事業のお布施は無税になっているのだ。僧侶の必要のない家族葬やおくる会、偲ぶ会に変わりつつある。~税制を含め特別扱いをされて、葬儀と法事にあけくれ、生前から「生病老死」とかかわっていない仏教僧侶の責任は大きい。

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