天気:快晴(小春日和)
今日は、島倉千代子の葬儀が行われた。
ソレとはあまり関係がないが、義理の母を連れて岐阜県海津市にある「おちょぼいなり」(通称:おちょぼさん)に行く。
正式名は「千代保稲荷神」で平安時代からあるといわれるが、ここのお稲荷さんの不思議な所は、稲荷自身ではお札、お守り等を全く販売していない事だ。楽市楽座ではないが、稲荷の周りで商売を繁盛させてください、そして、お客様にご利益をという意味を持つらしい。だから、110店舗以上のお店が軒を並べて商売をしている。
毎月、月初の月並祭と15日は、大勢の観光客でにぎあうが、今日は平日だからすいているだろうと思っていたが、とんでもない賑わいだ。団体のバスが多いが、もたれあって倒れそうな老夫婦、介護施設の車椅子の団体外出、たまには若いグループも見られるが総じて80代以上が98%だ。まあ、こちらも92歳を連れているから同類だが・・・。
おまけに、途中、テレビ愛知のロケで花田兄(若乃花)が現れ、ワイワイ・・・。
昔から、八百屋、乾物屋、工芸品、草餅、漬物屋、川魚料理、そして飲食では、串カツとどて煮の小さなお店と決まっていたが、最近では様子が違ってきた。店はきれいになるのは良いが、ファッション関係を中心に店舗が大規模になっている。もうひとつ気になるのは漬物屋、草餅、ばば衣料、料理屋等が、意味のない複数の店をやっていることだ。狭い通路の小さな店舗を廻って、店主とやりとりしながら買い物をする昔風情は、なくなってしまうのか。
昼食をしたYグループの3番目のお店は、高い、まずい、遅い、料理も接客もお粗末で、お店形態になっていない。本館、新館の2店舗でキャパ・オーバーのようだ。
いずれにしても、おちょぼさんの御利益~「店の繁盛とご利益の還元」~というのが、すこし失われて来ているようだ。
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