天気:晴れ
1959年9月26日午後7時半ごろ、「ど・ど~ん」と、突風と強雨が雨戸を突き破って家の中に入ってきた。油断して、たいした対策もしてない。風の息に合わせて雨戸を元に戻し縄で縛り、家族全員で雨戸を押さえる。停電しラジオからの情報も途絶え、真っ暗の中で、3~4時間ほど雨戸を押さえていた。翌日の朝、外へ出ると、裏の小屋は壊れ庭の木はたおれ、神社の直径80cmもある松がほとんど倒れていた。学校へ行くとクラスメートの母親が一人亡くなっていた。数日後には、小学校に鍋田干拓の数家族が避難されてきた。避難は半年以上におよぶもので、その間授業は講堂で間仕切りをしてなされた。当時10歳の小学生であったが、時代経過と共に記憶が薄れてきている。
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