2012年9月17日月曜日

反日デモ(暴徒)

天気:雨
台風16号の影響で一日中、強い風雨で外に出れない。TVや新聞を見ても、反日デモばかりだ。国際的には、破壊、略奪はデモでなく暴徒という。
古いパスポートを見てみると、94年に複数ビザを取って中国に行っている。鄧小平の時代で、まさに解放の夜明け前で、当事の日本とは30年の隔世があった。デパートにいっても、従業員はイスに座ってお茶を飲んで接客はしない、挨拶は出来ない、つり銭は放り投げる。タクシーは冷房なしのダイハツ車で、すごい数の自転車の間をクラクションを鳴らしてすり抜けてゆく。上海で労働者の所得は月150元、年間所得1万元のお金持ちを「万元戸」と言い、冷蔵庫、洗濯機も持っている。昼ごはんの弁当は5元で充分。しかし、地方では、所得がなく年間所得50元もめずらしくなかった。工場も百貨店もほとんどが国営で、海外企業とは合弁で、口を出すが、金を出せ、技術を出せの関係である。
20年近く経て、解放政策で国の経済環境は大幅に変化したが、国民性はあまり成長していない。過去のすばらしい文化文明があるのに、実際は義理、人情、感謝、礼節等は持ち合わせていない。他人を信用しない、自分は正当他人が悪い、言いくるめるのが人生訓のようなところは、全く変わっていないのだ。
天安門事件以降、中国政府は何を恐れているのだろ。国際的基準で見れば、今の暴徒化したテロ状態では、非統治、非法冶の無政府国家と言われてもしょうがない。

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