2012年8月1日水曜日

蜜蝋をつくる

 天気:晴れ時々曇り
昨日第1群が逃げ出した巣箱を解体して、チェックする。アリはいなくなったが、1cmほどのスムシが10匹ほど発見。わずか1週間で巣落ち防止棒に作られた10cmの巣房があった。が、すでに、スムシが巣房を侵していた。・・・これが、女王蜂がこの巣箱を嫌って逃げ出した原因なのか。昨日取り込んだみつばちは新しい巣箱に入ったり出たりしているが、定着するかどうかは、1週間~10日が必要だ。

採蜜した巣で蜜蝋をつくる。蜜蝋は100%天然で貴重で、アロマ教室などで使われるが、養蜂のためには箱に塗り、匂いで蜂を呼び寄せるのに使う。巣は約65度の温度で溶けるし、それ以下で固まる。また、蜜や糞、花粉などのゴミを混じっている為に、漉して取り除く。まず、巣と水を鍋に入れ煮込む。沸騰すると、巣は溶けてドロドロになる(写真中)。金ザルで漉す。3~4回くり返して、ゴミを取り除いてから冷ます。水と蝋が分離して、上部に蝋の固まりができる。水は捨てて、蝋だけを別の鍋で、弱火で暖める。液体状態になったら火を止めて、紙コップに注ぎ冷ます。
・・・150gの蜜蝋が出来た。


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