まだまだ残暑が厳しい。日本ミツバチにとっては、夏は試練の季節なのだ。8月になると蜜源がほとんどないため、産卵もやめて、それまでに貯めた蜜と花粉で食いつなぐ。活動の出来ない冬と同じで、新しいハチが誕生しないから、どんどんと蜂の数が減る。
今朝は、第2群の巣箱の清掃と内険をする。底板の掃除をすると、やはりスムシがいる。かき出し棒でスムシの巣を取ると、なんと1cmから1.5cmほどスムシが20匹もいた。このミツバチが一番弱くなっている時期に、スムシが発生する。群が強ければ、ミツバチ自身で駆除する。実際、清掃中に一匹のハチが6本の足でスムシを抱えて飛んで行くのが確認できた。そして、ミツバチの巣を見ると、蜂の数が減りガサガサになっている。幼蜂もほとんどみられない。・・・他のハチも同様で、蜜源がなくなりスズメバチはニホンミツバチを襲い食い殺す。花が咲き始める9月の末までが、試練である所以だ。
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