木曽川の対岸の岐阜県羽島市は、円空上人のふるさとだ。東海道新幹線岐阜羽島駅の駅前ロータリーには、巨大な円空仏像のモニュメントがあり、町のあちこちの道路端で、素人が作った円空風仏像がみられる。
そして、本物の円空菩薩と伝説も沢山残っている。名神岐阜羽島インターの近くにある中観音堂には、17体のすばらしい円空仏像がある。またその近くの薬師寺にも、9体ある。ともに、必見の円空仏像が勢ぞろいしている。
羽島生まれの円空上人は、諸国を遊行しながら12万体の仏像をつくって、全国あちこちに仏教の教えと共に残している。その作風は独特な力強さがあり、厳しさ、暖かさを仏像の中に感じる。
薬師寺にある薬師如来を模して、桐の木片で仏像を作っている。小学校で使う彫刻刀で彫っているので時間がかかるが、今日のような雨降りにはちょうど良い作業だ。
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