果樹園には5個の巣箱がある。びわ、りんご、梨、栗、みかん、さくらんぼ等があり、ミツバチとの共生の場だ。そして、各巣箱には、近くの果樹の名前の表札がついている。「杏」「びわ」「梅」「ゆすら梅」「すもも」だが、現在入居しているのは「ゆすら梅」だけだ。
(写真上は「杏」)
この「ゆすら梅」は、9/6に逃避してきたミツバチが入居している。秋に移動するミツバチは、群れを維持するのが難しいが、涼しい秋に救われて、「ゆすら梅」は、順調に成長している。なるべくストレスを与えないように様子を見てきたが、最近、新バチが巣覚えの舞をするようになった。入居28日だが、巣箱の清掃を兼ねて内観察をする。
巣は当初に比べると2倍の大きさになっていた。心配していた女王蜂も元気に産卵をしているようだ。年内は10月末には通常の活動が終了して、来年2月まで越冬体制に入る。あと1ヵ月で、もっと頑強な群勢がいる。しかし、巣箱の底板の上には幼虫になったばかりと思われる、5ミリほどのスムシがびっしりと発生していた。巣箱の清掃のタイミングとしては、非常に良かった。群勢の良いミツバチは、スムシにたいして自己防衛できるが、弱い群は巣を破壊されてしまう。しばらくは、定期清掃が必要だろう。
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